ジェームズ・G・ワグナーさんの
 カタカナのトラウマから抜け出せ!(4)

       英語の子音もクセモノ


  今回は、ワグナーさんが指摘する、英語のリスニングの障害、子音編です。


 「英語の母音は苦手だが、子音の発音はまあまあちゃんとできると
 考えている人が多い。」


 しかし、実践的なリスニングの学習となると、カタカナ語、カタカナ表記
 の弊害が出てくるのは次の理由のため、と解説。
 
  母音が1つしかない strength を辞書で引いて発音を理解しても、

 「発音としては意識の底に [ストレングス su-to-ren-gu-su] と、子音
 の後に母音を残して覚えていることが多い。

 「日本人は子音を独立した『音』としてはとらえていないようだ」


 確かに、s, t, r などは、日本人の耳には雑音にしか聞こえない。
 st と2つ続いても、それらが言語音とは聞こえない。

 
 「英語では、子音が2つ、3つと続けて用いられたり、語尾に来る
 ことも多い」

 (日本語には)
 「『ン』以外に子音で終わる音もない。必然、str のように子音だけが
 つながった音を聞き取るのは、日本人にはかなり重荷なのかも知れ
 ない」

 ワグナーさんが提案する解決策は、
 個々の子音の「音」を1つ1つ聞き分け、さらに子音が重なったときの
 音を聞き取ることができる準備をしておくこと。


 そして今回の結論。

 「すぐに英語を聞き取れるようになりたい学習者の気持ちはわかるが、
 ぜひ英語の音声の基本となる発音の基礎を身につけて、取り組んで
 もらいたい。それが上達の近道でもある」


 
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