映画を聞き取る!
  >ホーム  >映画のリスニング  

 


リスニングのコツを覚えよう!

  − ピッツア、どうする? −

  何人かでピッツアを食べるとき、トッピングでどうするか悩むのがアンチョビ。
  それ以上に困るのが、軽いジョークでみんなが盛り上がっているのに、
  自分だけが聞き取れない、分からない、というときです。
  私はそういう寂しい思いをたっぷり味わいました。

  今回はそういうシーンの会話です

  繰り返しは3回まで。 詳しくは Practice の後に。


聞く回数の例
回目   大意をつかむ。見当がつかなければすぐに → Practice

  ↓ ディクテーションできそうならば
回目   メモを取る。納得したら → Practice

  ↓ 細部が気になる場合は
回目   聞こえ方を確認。納得してもしなくても →  Practice


リスニングのコツ
  復習テスト ( )に入る語句は?

     リスニングは:

     1.( a )が分かるとか、意味が分かるだけでは不十分。
       細かい( b ) を聞き取り、覚え、声に出すと効果的。

     2. スピードと ( c )が重要。
       それらが身に付くほど英語は聞き取りやすくなります。
       キーワードは強弱、高低です。


      セリフがかぶっているところは気にしない!

  練習は

  ・口の形に注意して下記のスクリプトをチェック。そして、Practice に進んでください。
                          
 答: 1.a 単語 b 音の変化 
    2. c イントネーション




A: So, what're we getting?
ピッツア、何にする?

B: Uh, I don't know. Uh, you want to share, what, an
extra large, everything on it?

さて、特大、トッピングは全部でどう?

C: Well, why don't we get a pizza half with anchovies half
without.
How's that?  (Brilliant, huh?)
アンチョビは片側だけでどう?

B: There you go. Huh?
それでいこう。

A: Sometimes they slide over to the other side.
ときどきアンチョビが反対側にずれてくるわ。

B: That's only when the cook forgets to kill them first.

Q
このジョーク、どう訳しますか?



           1つのフレーズ をお手本のスピードで言えたら次に進む。
         ※イントネーション、単語の強弱を覚えてから声に出す!
             イントネーションが違いすぎると言いにくい。

 So, / what're / we / getting?
 So は波打つメロディーで。
 
whatgettingt を「軽い d」 で発音している。
   →
what're の発音は wha'd

 Uh, I don't know. / Uh, you want to share, / 
 
what, an extra large,
/ everything / on it?
 uh, what は「えー」、「あ〜」の感じ。ここではあまり気にしない。
  気にすべきは everything on it などの、見慣れた単語の発音とスピード。
  large は、声を出す前に アゴの動きをリハーサル!


 Well, why don't / we get a pizza / half with anchovies /
 
half without. How's that?  (Brilliant, huh?)
 声が重なっている部分は気にしない。half 、with

 There you go. Huh?
 それでいいだろう、という感じで言う。

 Sometimes they / slide over / to the other side
 嫌なことは嫌そうに言う。slide over は、つながりとスピードがポイント。
 
over, other
er の口の形に注意。

   er はこの形で発音する!

 That's only when / the cook / forgets to kill them / first.
 こういう他愛ないジョークは真面目な顔で言う。

 言えたら

 全文を通して言ってみましょう。
 そして、区切らずに、つなげて言ってみましょう。
 つなげて言えたら仕上げです。

 目を閉じて聞いてみる!

 発音とイントネーションがリスニングのベース。それを実感すれば合格!



口の形

 今回はこの3つの形をものにしよう!

 large はこの形で。口の中に水をためる感じ。
 
r は舌を巻いてもいいが、唇は軽く突き出す。
 anchovies, half はこの形で。
 over, other, first はこの形で。

<<前へ                                 >>次へ
                                   ページのトップへ
  Copyright (C) 2009 Yutaka UDA. All rights reserved. 著作物の無断掲載、転載を禁じます。