1
 >ホーム   >英語とカタカナどう違う?




−変化する子音(2)−


  Q  r はどうも苦手。どうしたら発音できる?


r の一番簡単な発音方法を紹介します。
舌を動かさないで 「ル」と言えばOKです。
語頭の
r は小さい「ゥ」をつけて、「ゥル」のように発音します。

--- なんだ、かんたんだ。

舌の先端を少し上げて「ゥル」と発音している。

舌の先端は下の歯茎に付けて発音している。

r
も個人差が大きい音です。ポイントは3つ。

・「ゥル」のように、音が変化すること。

・軽く鼻に響かせること。

・そして、唇を「突き出す形」で発音することです。

  r は 「突き出す形」で発音する。
  
      r の映像は → 30音DVD( Sample映像)


それでは、写真のように「突き出す形」で rain を発音してみましょう。

rain (アメリカ人)

r ai n (区切ったもの)

rain (イギリス人)

--- 「ゥレイン」の感じかな?

そうですね。「レイン」よりも音が多く、
rn は鼻に響かせます。

--- 舌がよく分からない。丸める? 


舌の使い方も人により異なります。この続きは次のページで。


                                     

らりるれ「ら行」と舌の動き

   「らりるれろ」をアルファベットで書くには L を使うか、R か?      
   なんて考えたことがありませんか?

   ---
「ら行」はR、と相場が決まっているでしょう?  

   カリフォルニアから来た青年
Daniel君に「料理」という日本語を教え
   たところ、彼は手帳に
Dyori と書きました。
   
Ryoriではありませんでした。
 
   何かの本にも書きましたが、ある
ALT が「良一君」を
   
Dyo-each と呼んでいました。

   ネイティブと私たち日本人では音声の感覚が違うし、文字に対する
   感覚も、どこか違うようです。

   「らりるれろ」言うと、舌の先が上あごに触れるので、ネイティブには
   
d に聞こえることがあるようです。

           

   ら行

   ・舌の先がどこかをさわる。
   ・音が変化しない。
   ・鼻の共鳴音が弱い。

   
R (舌の先端を少し上げて発音する場合)  

 
  ・舌の先がどこにもさわらない。      
   ・音が変化する。
   ・鼻に共鳴させる。

.
 
<<前へ                                 >>次へ
                                 ページのトップへ
  Copyright (C) 2009 Yutaka UDA. All rights reserved. 著作物の無断掲載、転載を禁じます。