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■ ナゾなぞ??
ごくまれに「子音」の意味が混乱のモトになるので、念のために
確認しておきます。
日本語の子音は「sa si su se so」のように、子音と母音で、できています。
ところが、英語の子音は母音を含みません。. |
--- じゃぁ、子音の意味が違うじゃないか。
はい。
英語と日本語では、意味だけではなく質も違います。
--- いきなり意味不明のことを・・・
お言葉ですが、その見えない違いが英語の発音をミステリアス
なものにしているようです。
もともとはシンプルで、ホンのちょっと気張ればなんとかなるものが、
どうしようもなくなっているわけですから。
--- ますます意味不明だ。
すぐにハッキリさせます。
これから使う「子音」はすべて「英語の子音」をさします。
■ 比べてみよう
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の場合、母音は o、子音は b k sですね。 |
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--- そのくらいなら分かるね。
k, s だけでも子音の基本は理解できます。
以前、このページは解説だけでしたが、2007年8月、やっと
音が出るようになりました。聞きながら声を出してください。
--- OK. でも前置きが長いよ。
それでは、次の box の特徴を聞き取ってください。 |
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o は「開く音」なので、音は少々変化します。 ※「開く音」の復習は→こちら。
ここでは子音にスポットを当てましょう。
まず、b は日本語とほぼ同じです。
--- k, s は日本語より強い?
そう。ずっと強いのです。
--- つまり?
英語は子音を日本語よりずっと強く発音します。
--- 子音が強ければ英語らしくなる?
なります。
では、次の「区切ったお手本」をよく聞いて、そっくりまねてください。
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強調した発音 |
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普通の発音 |
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bo ・ x [ks] |
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bo ・ x [ks] |
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--- 区切れば何とかなるかも。
子音を強く発音するためには腹筋を使うので、練習が必要です。
--- それはそうだ。
ということで、子音のコツがつかめるスペシャルトレーニングを用意しました。
お手本をクリックして強さをものにしてください。
1.x [ks]を発音。 |
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参考データ(↓) |
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ks |
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クス(kusu) |
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一般的に、日本人は語尾の子音を弱く発音します。
あなたの発音を録音して、s を強く発音しているかどうか
チェックしてみましょう。
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2.連続で。<連続して強調すると早く身につきます> |
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ks, ks |
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3.5連続!! |
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ks, ks, ks, ks, ks |
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4.仕上げ。 |
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■ 子音のチェックポイント
子音を発音する場合、おおざっぱに言うと、
日本語の3倍のスピードで息を吐き出せばOKでしょう。
--- 3倍?
はい。3倍のスピード。それが強い子音の基本です。
そのように子音を強く発音していると、
(1) 聞こえなかった音が聞こえてきたり、
(2) 同じように聞こえていた音が聞き分けられるようになってきます。
--- すぐに?
それはあなたの発音の正確さや、練習量などに左右されることです。
--- よし。頑張ってみよう!
■ 子音の基本は息のスピード、強さ。
■ 目安は日本語の3倍の速さ。
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