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  Q  英語も日本語も、子音は音でしょう?

ナゾなぞ??

ごくまれに「子音」の意味が混乱のモトになるので、念のために
確認しておきます。

  日本語の子音は「sa si su se so」のように、子音と母音で、できています。

  ところが、英語の子音は
母音を含みません.
   
--- じゃぁ、子音の意味が違うじゃないか。

はい。
英語と日本語では、意味だけではなく質も違います。
   
--- いきなり意味不明のことを・・・

お言葉ですが、その見えない違いが英語の発音をミステリアス
なものにしているようです。

もともとはシンプルで、ホンのちょっと気張ればなんとかなるものが、
どうしようもなくなっているわけですから。

--- ますます意味不明だ。

すぐにハッキリさせます。
これから使う「子音」はすべて「英語の子音」をさします。

比べてみよう

の場合、母音は o、子音は b k sですね。

--- そのくらいなら分かるね。

k, s だけでも子音の基本は理解できます。

以前、このページは解説だけでしたが、2007年8月、やっと
音が出るようになりました。聞きながら声を出してください。

--- OK. でも前置きが長いよ。

それでは、次の
box の特徴を聞き取ってください。













強調した発音
普通の発音
日本語

 ボックス(bokkusu)

b  唇で破裂させる。
k  book k。強く破裂させる。
s  上下の歯の間から、鋭く息を吹き出す。

o は「開く音」なので、音は少々変化します。   
※「開く音」の復習は→こちら

ここでは子音にスポットを当てましょう。
まず、
b は日本語とほぼ同じです。

--- k, s は日本語より強い?

そう。ずっと強いのです。

--- つまり?

英語は子音を日本語よりずっと強く発音します。

--- 子音が強ければ英語らしくなる?

なります。
では、次の「区切ったお手本」をよく聞いて、そっくりまねてください。

強調した発音
普通の発音

bo x  [ks]

bo x  [ks]

--- 区切れば何とかなるかも。

子音を強く発音するためには腹筋を使うので、練習が必要です。

--- それはそうだ。

ということで、子音のコツがつかめるスペシャルトレーニングを用意しました。
お手本をクリックして強さをものにしてください。


1.x [ks]を発音。

参考データ(↓)

ks  

クス(kusu)

 一般的に、日本人は語尾の子音を弱く発音します。
あなたの発音を録音して、
を強く発音しているかどうか
チェックしてみましょう。


2.連続で。<連続して強調すると早く身につきます>

ks, ks

3.5連続!!

ks, ks, ks, ks, ks

4.仕上げ。


子音のチェックポイント

子音を発音する場合、おおざっぱに言うと、
日本語の倍のスピードで息を吐き出せばOKでしょう。

---
倍?

はい。倍のスピード。それが強い子音の基本です。
そのように子音を強く発音していると、

(1) 聞こえなかった音が聞こえてきたり、

(2) 同じように聞こえていた音が聞き分けられるようになってきます。

---
すぐに?

それはあなたの発音の正確さや、練習量などに左右されることです。

--- よし。頑張ってみよう!


  

       ■ 子音の基本は息のスピード、強さ。

       ■ 目安は日本語の3倍の速さ。

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