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暮らし始めて痛感したのですが、アメリカにいるからといって、
自動的に英語が上手くなるなんてことはありません。
24時間、英語にあふれる国にいながら、まったくどうにもなりません。
それは日本で、アメリカ映画を何本見ても、
ただ見ているだけでは英語は上達しないことと同じです。
聞き取れない、通じない。話し相手がいない。
どうにもならないもどかしさ。
この頃で印象に残っているのは、こちらがわからなくても
平気でペラペラまくし立てるアメリカ人が多いこと。
ロスにはメキシコ系の人たちも多くいましたが、彼らもそうでした。
英語かスペイン語かの区別もつかないというのに、
目もくらむようなナチュラルスピードで話しかけてくる。
相手の理解のしかたを見て手加減して話す、という日本人的な発想はほとんどないようでした。
聞き取れないから、ろくな返事ができない。言っても通じない。
文字通り、お互い、「話にならない」。
それでも、ひとしきり何かを言いまくり、やがて
Have a good day.
くらいでピリオド。そんな感じです。とても英会話どころではありませんでした。
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