Topline
私のアメリカ体験記
 >TOP >私のアメリカ体験記




暮らし始めて痛感したのですが、アメリカにいるからといって、
自動的に英語が上手くなるなんてことはありません。

24時間、英語にあふれる国にいながら、まったくどうにもなりません。
それは日本で、アメリカ映画を何本見ても、
ただ見ているだけでは英語は上達しないことと同じです。

聞き取れない、通じない。話し相手がいない。       
どうにもならないもどかしさ。                

この頃で印象に残っているのは、こちらがわからなくても
平気でペラペラまくし立てるアメリカ人が多いこと。
ロスにはメキシコ系の人たちも多くいましたが、彼らもそうでした。 

英語かスペイン語かの区別もつかないというのに、
目もくらむようなナチュラルスピードで話しかけてくる。
相手の理解のしかたを見て手加減して話す、という日本人的な発想はほとんどないようでした。                  
聞き取れないから、ろくな返事ができない。言っても通じない。
文字通り、お互い、「話にならない」。
それでも、ひとしきり何かを言いまくり、やがて                     

Have a good day.

くらいでピリオド。そんな感じです。とても英会話どころではありませんでした。



            

    
line616
<<前へ                                 >>次へ
line616
                                    ページのトップへ   
b
Copyright (C) 2009 Yutaka UDA. All rights reserved. 著作物の無断掲載、転載を禁じます。