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主な校則を紹介します。
重要なものは成績(合格点を取ること)、出席すること、そして時間厳守の3つ。
どれも当然のことですが、非常に厳格で、なかなか大目には見てくれません。
成績は A B C D F の 5段階評価。
A は、日本の通信簿の5。
B は4。そして、F(Failure) は恐怖の落第点。
大まかなテストの得点と成績 (grade)
A |
100〜92 |
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D |
73〜65 |
B |
91〜83 |
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F |
64 以下 |
C |
82〜74 |
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● GPAは3以上
総合的な成績評定は grade point average (gpa) で表され、
アメリカ人は 2.0以上が合格。我々外国人留学生は 2.5以上でなければ退学。
日本に強制送還となります。
--- 私はそう思い込んでいたのですが、実は、この 2.5 は誤りだそうです。
下記が、そのご指摘です。
「通常、GPA はその学期が2.0を下回ると通知が来ます。
しかし、通算 GPA が2.0を下回らないと退学にならないはずです。
また、大学を卒業するときに2.0以上が必要であって、
一回の通算 GPA が2.0以下でも Academic Warnig か
最悪でも PROBATION ぐらいで終わるのではないでしょうか。
F を取った科目に関して再度習得すればやり直しがきく大学も
多くなっているようです。また、外国人だから 2.5以上というのは入学の時、
必要なだけでそういう制度はないと思います。」
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2.5 の真偽はともかく、
アメリカにいたときはこの「強制送還」ほど恐ろしい言葉はなく、
事実上「生き地獄」や「死刑宣告」に近い響きがありました。
「志半ばで、日本に送り返される」ことだけは何があっても許されない
という気持ちだったからです。
事実上、B を1つに C を2つの割合が最低ライン。
テストで 75点以上を取っていないとピンチになります。
私はピンチの連続で、よく悪い夢を見ました。
● とにかく出席
出席することは厳しく要求され、
1学期に2回欠席すると A を取ることはむずかしくなり、
3回欠席するとテストの点より1段階下がる評定となります。
雨にも負けず、カゼにも負けず、
1日も休まずに出席しました。
● 時間厳守
遅刻をすると、理由を問わず、クラスには入れません。
登校は駐車場の事情を考え、
15分前にはキャンパスに着くようにしていました。
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