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私のアメリカ体験記
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CSULA は1学期が11週間のクォーター制

年間学期あり、留学生は各学期に教科(12単位)、
年間教科(36単位)を取らなくてはなりません。

ただし、教科が規定の成績基準に達していれば
「年に学期、休暇を取ってもいい」というのです。
まるまるヶ月のバケーションです。

この規定を初めて聞いたときには、
学期に教科を取ればいいのだから、何とかやっていけるだろう、
と軽い気持ちでいました。

ところが教科書を見てびっくり。外観はまるで百科事典。
ハードカバーで、だいたい 400ページ前後。
専門科目の本は 800〜900ページ。
どれも細かい字で英語がびっしりつまっています。
洋書専門店に行くと実物が見られるでしょう。

(専門科目は1学期で前半を、2学期目で後半を学びます)


多くの教科は課題のレポートがあり、これに数日かかります。
すると、教科書を読める期間はわずか10週間ほど。
読むべき量は3教科で約 1,200ページ。
また、レポートを書く場合も、テーマにあった本を読むことが必要になります。

普通に睡眠時間をとっていては、なかなか読み切れません。


アメリカの大学が入りやすく、卒業しにくいことは
教科書を3冊重ねてみると、すぐにわかります。
留学を考えている人は、ぜひ試して下さい。 

私の場合、教科書を見ただけで、入学許可をもらったときの自信や、
はつらつとした気分は消え去りました。

友人に「窮鼠、猫を咬む、だったのかなぁ」、というと、
「お前の場合は猪突猛進だよ」といわれました。
恐らくその両方だったのでしょう。




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