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私のアメリカ体験記
>トップページ >もくじ >16.スペルのしくみ・発見




私は necessary のスペルがニガテで、c2つか、
それとも s 2つなのか、よく迷いました。
1つずつの方が覚えやすいのに。
なぜ
s だけが2つ重なるのか。まぎらわしいではないか。            

また、
meet / bottle のように、同じ文字が連続する単語はたくさんある。

「遠い昔、初めて英語を文字に表した誰かさんは、
どうしてわざわざ、ややこしくしたのか??」

こう、不審に思ったことがきっかけで、パズルは突然解けはじめました。

やはりシンプルな原則があったのです。          

連続した文字の、2つめの文字は、
直前の母音読み方を示す合図」だったのです。
こういうと少々やこしい感じですが、単語で見るとハッキリします。
   

 meet (母音の連続)

      2つめの e は前の e を「アルファベット通りに発音する」ことを示しています。
       つまり、母音が連続していたら前だけをアルファベット読みすればいいのです。

     
meat  rain  coat

       これは「語尾の
e」が前に移動したもの、と考えられます。
       そして、母音の発音を表す合図の文字だから
a i が使えるというわけです。    


            ※ 後ろの母音を発音するのは少数の例外。


 bottle (子音の連続)

      2つめの t は前の o を「短く発音する」ことを示しています。
      t が1つならば
o をアルファベット読みします。                  
           
     cattle  apple  bigger

       青い文字が「直前の母音を短く発音する」ことを示しています。
       青い文字がなければ母音をアルファベット読みします。


結局、黙字の働きを考えたおかげで基本的な原則は、だいたい整理できました。    

それらは単語を覚えやすくしてくれるばかりか、
知らない単語の読み方に見当をつけたり、
知らない語句を書きとめる場合にも、大いに役立ってくれました。
               
原則にあてはまらない単語の謎も、
時間や偶然がきっかけでずいぶん解明できました。
                      
スペルはもともと、              
大多数の原則少数の原則外」で1組、と考えると納得しやすくなります。



 refrigerator (冷蔵庫)

 口語では
fridge と略します。
 元のスペルを単に短くした
frige では i を「アイ」と
 発音したくなるからです。

 アメリカで、私が初めて買った冷蔵庫は
 自動霜取り装置がついていない旧式のもの。
 それは電気屋さんではなく、床屋さんから $20 で買いました。

 冷凍庫は日本のものの約倍の大きさ。
 霜が溶けずに透きとおった氷となり、空間をどんどん占領。
 アイスクリームや
TV dinner などの冷凍食品を取り出すために、
 よくドライバーとハンマーでこびりついた氷を割ったことを覚えています。

 1970年代初期の冷蔵庫を知る人ならば、どういうことか見当がつくでしょう。


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