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私のアメリカ体験記
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話すときの方法と発想を、根本的に変えました。  


単語を、耳で覚えた発音の要領で、なるべく早く声に出す。
  
相手を待たせない。出来事でも考えでも、何でもとにかく簡潔に。
単語がわからないときには、知っている単語で何とか代用する。         


はっきりわからない場合には相手の言った言葉をくり返し、聞いてみる。


この試みは効果的でした。

英文を作らなければならないプレッシャーから解放されて、
自由奔放になっていきました。
そうして実際に話してみると、これが通じるのです!!  
アメリカ人と話しが出来るようになってきたのです。   

ちゃんとした文を準備していた時は話しにならず、単語で話すと話しが出来る。
妙なものですが、その方がうまく会話を続けられたのです。                      

 アメリカ人: Why did you come to America?
         (なぜアメリカに来たの)

   私   :
Well, college. To study. You know.
          (大学、勉強さ)
   

こんな感じです。   

これで立派に会話は成立し、人と話が出来るのです。
伝わらない正確さよりも、伝わる音と伝える熱意。   
花よりダンゴ、見栄より単語です。            

文を捨ててから数カ月が立つと、耳も口も、まねすることも慣れてきました。
そして意外にも、考え込まなくても文が言えるようになってきたのです。   

この頃から、知らず知らずに英語だけで考えられるようになり、
使うと身につくのが言葉だ、などと感心したものです。

ラジオでふと耳にしたビートルズの曲を聴いても変化を実感しました。
日本にいた頃の "
She loves you, yeah, yeah, yeah."は
シー ラッチュー イェー・ イェー・イェー」という、意味のないただの音列でしたが、    

She loves you. 「彼女は君を愛している」、と

意味が飛び込んでくるのには驚きました。
それまで英語の歌詞に意味があるのは、読んだときだけだったからです。




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