|
|
|
今回は音読がすぐに上達するための理屈を紹介します。
英語を「英語らしく」読むためには、お手本をマネればいいのですが、
それが出来ないから問題だ、と言う場合には、カタカナ英語の特徴
を2つほど改善してみましょう。すると、まさにたちまち上達します。 |
|
|
今回は、イントネーションと母音の区別に的を絞ります。
|
1.イントネーションは前回説明したように、1行ずつ丁寧にマネると改善できます。
2.母音の区別、これは主に下アゴと唇の形がポイントです。
Amy さんと同じような口の形で発音すると改善できます。
口の形(1) |
|
口の形(2) |
|
|
|
|
|
earth の ear を発音しているところ(狭い音)。 |
|
planet の a を発音しているところ(開く音)。 |
|
日本語の「アース」よりも口の開きが狭い。 |
|
日本語の「ア」よりもアゴを下げる。 |
|
|
|
カタカナの
「アース」の「アー」、「プラネット」の「ラ」は、「狭い音」と
「開く音」の中間くらいのアゴの下げ方で発音する。
だから英語の音にはならない。
∴ カタカナ発音のままでは、正しい音読はできない。
↓
earth の ear はアゴを下げないで、
planet の a はアゴを下げて発音すると
↓
英語の音らしくなる。 |
※さらにレベルアップをという場合は → 「30音DVD」 がお奨め!
|
|
|
音読 Text 1-2 答え |
|
|
|
The earth looks like a peaceful planet. The earth
is our home. We are all the earth's children, and
the earth is our mother. |
|
■解説 |
|
|
●心得:「開く音」と「狭い音」を区別して発音する。
|
|
|
|
1. The earth looks like a peaceful planet.
● ● ●
強 最強 強
宇宙から見た地球を想像して言う。
単語の強弱は正確にマネる。
・発音コーチ
earth のear はあいまい母音(狭い音)+ r 。
planet の a はアゴを下げて、やや長めに発音する。
2. The earth is our home.
● ● ●
強 最強 強
平坦にならないように、強弱、抑揚をつけて、クールに言う。
・発音コーチ
our が「アワ」にならないように!
home の m は唇を閉じてから口と鼻に響かせる。
3. We are all the earth's children, and the earth is
our mother.
「私たちはみんな地球人、母なる大地」が伝わるように言う。
・発音コーチ
文の内容が内容だけに、「開く音」と「狭い音」を区別しないと
少なからず滑稽になりかねない。
all の a は、アゴを下げて発音する「開く音」。
Amy さんの口を細かく観察して、形を作ってから発音しよう。
all を発音しているところ。
カタカナの「オール」とアゴの下げ方を比べてみよう。
※Amy さんの写真は「30音DVD」より転載 |
|
音読 Text 1-1 と 音読 Text 1-2 で1話です。
前回紹介した 3 Stepで仕上げてください。
Step1 1行ずつものにする。
Step2 一緒に言う。
Step3 一人で言う。
お手本と同じように言えたら、録音して自分でチェックするか、
英語の分かる人にチェックをお願いしてください。
|
それでは、次の音読 Text を聞いて、書き留めてください。
・・・ 続きは次ページで。
|