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初めが肝心。少しずつ丁寧に。

「英語らしく」読むコツは、
なんと言ってもリズムとイントネーション、
つまり英語のメロディーをマネること。
初めは面倒ですが、何度も聞いて、単語の強弱、
口調などをそっくりりマネる方が早く上達します。

そっくり度が高いほど応用力がつき、
やがては初見の英文も自然なイントネーションで
読めるようになるでしょう。


  

   音読 Text 1-1   答え
 Where is Japan?  We can't see it.  On the earth,
 people live in many different countries, but we can't
 see any borders
.

 ■効果的な練習方法
 練習は3 Step で行います。

 Step1 1行ずつものにする。

   1行のリズムとイントネーションをそっくり覚える。
   (文のスピード、口調、雰囲気、一語ずつの強弱 etc.)
      ↓
   ハミングで、お手本と同じように言えるようする。
      ↓
   お手本を1行聞いたら、一時停止してリピートする。
      ↓
   次の文にすすむ。

 Step2 一緒に言う。

   お手本と一緒に声に出して言う。

 Step3 一人で言う。

   お手本になったつもりで、誰かに聞かせるように言う。


 解説

心得:単語をなめらかにつなげて言う。
      (単語ごとにブツブツ区切ってはいけない)


 1. Where is Japan?
          ●
     強  弱  最強

   「どこだろう?」という気持ちで言う。
   Japan の波打つメロディーは重要。


   ・発音コーチ 
   J
apan のa はあいまい母音(狭い音)。
   Japan のa はアゴを下げて発音する「開く音」。

    where の w、Japan の J は突き出す形で発音する。

 
 2. We can't see it.
      ●     
 
   探しているのに「見つからない」という気持ちで言う。
   can't のa はアゴを下げて発音する「開く音」。
  

 3. On the earth, people live in many different countries,
   but we can't see any borders.


   「実はこうなんですよ」と、説明するように言う。

   「地球上には」、と言うことが分かるように On を強く発音する。
   earth はフレーズの切れ目なので、波打つメロディーで言う。
   but we は軽く、つなげて言う。but で区切らないこと!

   ・発音コーチ 
    
earth の ear は狭い音+r。突き出す形で発音する。
    アゴはあまり下げない → カタカナの「アース」はアゴが下がり過ぎ。

    Amy さんと同じような口の形で、「ウー」の感じで発音すると
    通じる発音になる。

    
     
    Amy さんが earth の ear を発音しているところ。

    ※ v, s は息のスピードが遅いと発音できない。
      息を思い切り早く出し、しかし力まずに発音する。


 仕上げ

  お手本と同じように言えたかどうか?
  録音するか、英語の分かる人に聞いてもらってチェックして
  練習を完了しましょう。


 書き取ってみよう!
      それでは、次の音読 Text を聞いて、書き留めてください。

   音読 Text 1-2

                                     ・・・ 続きは次ページで。
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