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 注意音読は、お手本をマネることから始めてください。
    「そんなことは言われなくても分かっている」
    「よく聞いてマネている」
    「でも、何故かお手本とは違う・・・」
  
    という方はもちろん、              
  
    「マネようとはしているけど、どうも・・・」
    「音読してもあまり覚えられない」という方は
    今回の講座内容を実行してみてください。
 


      日本人の英語かネイティブのものかは、聞けば
      誰にでも分かります。
      音読 Text 5−2 の場合は、最初の Then we だけで
      本人どうかの見当がつきます。

   音読 Text 5−2   答え
   B: Then we visit my parents for dinner. We enjoy having
     Christmas dinner with them. I miss it here in Japan.
 解説

  なぜ「日本人かどうかの見当がつく」のか?
  Then we と、カタカナの「ゼン・ウィー」との違いは?

  その理由が分かると、音読はもちろん、英語の聞き方も
  ”レベルアップ”が待っています。
  その点を考慮して、音声(1)を聞いてください。

      
音声(1)

   Then we
  ※日本語の「ゼン」とあまり変わらないな、という方は、もう一度聞き直す。
  
※違いが分かった、という方は全文を音読。暗唱して休憩にしましょう。

  ■ 「ゼン・ウィー VS Then we

    ・ 日本語の「ゼン・ウィー」は平坦で、「ン」が軽い。

    ・
Then の The は抑揚(メロディー)がある。
    ・ 語尾の n は長く、強い鼻音。
    ・n
- we でメロディーが変わる。
 
    ざっと比べても、これだけの違いがあります。

   then と 「ゼン」の波形
   
     n は鼻音で、「ン」より強く長い。            「ン」は弱く短い。

    だから、ネイティブのように音読するためには、まず
    上記のポイントを聞き取ること!

    それができると、聞いた英語を覚えることが次第に容易に
    なってきます。耳から英語を覚えられるようになるのです。

    
   
そのためには

    
1.1語ずつ、音声を止めて、メロディーを細かく聞き取る。
    2.語尾の強さ、長さをマネる。


    これらの基本を実行していると、音読もリスニングも上達する、
    いうわけです。

                        
      
ちょっとメンドウ?

    もしあなたが、カタカナ発音の持ち主なら、確かに面倒です。
    が、
    30音を身につけて、正しい発音で音読していると、
    細かく聞き取れるようになり、
    イントネーションの感覚も身に付いてくるので、
    そう何度もくり返さなくても覚えられるようになります。
    いわば、母国語を普通に覚える感じです。


    
※初めはていねいなほど、効率が良くなります。
    
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     ●サンプル1

   音読があまり身に付かない発音
  
     強弱の変化が乏しく、リズムは日本語的。これでは英語は覚えにくい。

    ●サンプル2

   30音トレーニング後、音読が身に付く発音
  
     visit の子音がやや弱いが、トータルでは英語のリズムになっている。
     このくらいになると、音読が「使える英語」になってくる。

    ●サンプル3

   お手本
 

 ■練習 音声(2)を聞き取り、そっくり同じように発音してみましょう。
       ポイントは強弱とメロディー、短母音の i

音声(2)

   visit / dinner with them / miss it
   ・with them は下記の波形を参考にしてください
   ・dinner
n、them, miss m は鼻音。
 仕上げ
   音読 Text 5−1 5−2 を通して音読してみましょう。

   お手本と同じように言えたかどうか?
   録音するか、英語の分かる人にチェックしてもらったら練習は完了です。

   
 書き取ってみよう!
      それでは、次の音読 Text を聞いて、書き留めてください。

   音読 Text 6−1

   音読 Text 6−2                         

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