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 重要ポイント    弱い単語は速い!!

  効果的な音読のコツやポイントは前回までに、ほぼお伝えしました。
  今回からは、復習をかねてまとめていきます。

  日本人にとって、想像以上に手強いこと、それは、
  弱い語句を、速く弱く発音することのようです。
  それらを強く発音していると、

  ・平坦な、日本語的なイントネーションになってしまう。
  ・英語の速くて弱い語句が聞き取れない。


  という結果になり勝ちです。
  ところが、それらを弱く、速く発音すると、

  ・自然なイントネーションになる。
  ・英語を覚えやすくなる。
  ・英語の速くて弱い語句が聞き取りやすくなる。  と、効果は十分。
  

  弱い音の攻略、それが上達を左右します。
  ここで、しっかり腰を据えて、強弱の感覚を身につけておきましょう。

  ということで、音読 Text 5-1のテキストを黙読しながら、
  強い単語、弱い単語を区別してください。

  A: How do you celebrate Christmas at home?

  B: In the morning, I go to church with my family.
    After we come home, we exchange gifts.


   音読 Text 5−1   答え
  A: How do you celebrate Christmas at home?

  
B: In the morning, I go to church with my family.
    After
we come home, we exchange gifts.


 解説

心得弱い語句は速く、弱く言う。


  ・How do you / celebrate Christmas
    フレーズごとに波打つメロディーで言う。
  
  ・at home  m を鼻に響かせて、長めに発音する。

  ・In the morning, I go to church with my family.

   最近、波形の取り込み方を覚えたので、見てやってください。
   波形は、縦が強弱、横が長さを表しています。

   
ここを見る!

   1.弱い単語の長さ
   2.強い単語の長さ
   3.強弱のパターン


 
波形(1)

 
                          

   ■ここを比べる!

     In the morning: the の強さは morning の1/3 くらい。
                 In the の長さはmor と同じくらい。
 
               ※パソコンに録音できる方は、自分の波形を見てみましょう。

   ■考えてみよう!


    下図は日本語的な、平坦なイントネーションのサンプル。
    波形(1)と比べて、どこをどうしたらいいのか、考えてください。


 
波形(2)    


   改善すべき点
   ・前置詞や冠詞が強く、長く過ぎる。my も。
   ・強弱の変化に乏しく、不自然に聞こえる。

        <弱い語句 が → 強くて長い。

  
■発音チェック

  ・After we come home, we exchange gifts.
   
    After
の発音に注意。Amy さんの口の形で発音すればOK。
    
Aは「開く音」 er は「狭い音」。

 まとめ
  弱い音をしっかり弱く発音し、イントネーションの感覚をものにしよう!

  お手本と同じように言えたかどうか?
  録音するか、英語の分かる人に聞いてもらい、練習を完了しましょう。
  

 書き取ってみよう!
      それでは、次の音読 Text を聞いて、書き留めてください。

   音読 Text 5−2

                                     ・・・ 続きは次ページで。
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