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  基本形について補足します。
  下の写真1。
  下唇〜アゴの周りを軽く絞ることは前回述べたとおりです。

  もう一つのポイントは上下の歯の合わせ方。
  下アゴを少し前に出して、下の歯の先端が上の歯の裏に
  触れるようにしています → 
写真2、イメージ図
  
  下アゴを少し前に出すと、口の中の空間が広がり、
  英語らしい共鳴音を出しやすくなるのです。

  これは日本語にはない形なので、慣れるまでには少々
  時間がかかるでしょう。
   1.     2. 赤い線が上下の境。
      
  
← こういうイメージ。
  
歯の合わせ方は人により異なる。 
  下アゴを少し前に出せばOK。


 【注】
 歯の合わせ方は、歯並びの具合により、必ずしもこの
 図のようにはなりません。あくまでも目安です。口の中に
 空間が作れればいいのです。

 30音DVDや、やさしい発音講座を参考にして、
 自分で工夫してください。

 また、下あごを出すと、共鳴音を出しやすくなりますが、
 必ずこれができなければいけない、ということではあり
 ません。

 通じる発音、という実用的な意味ではまったく気にしな
 くてもいいことで、あくまでもネイティブの場合は、という
 ご紹介です。




 写真3,4 が「ネイティブ 」と分かるのは、下アゴが
 日本人よりも、わずかに前に出ているから。

   3.    4.
     

■基本のトレーニング
   まず
 基本形を作り、
       ↓
   声を出さないで、アゴを下げ、
 「開く音」の形を作る。アゴの
 周りは軽く絞ったまま。
       ↓
   元に戻す。

 Point   口の形は前後の音の影響で多少変わります。
  だから、形をガイドに音を作る、という姿勢が重要になります。
  その判断基準は「やさしい発音講座」を参考にしてください。
 
  Practice
      
  この形とアゴの動きが定着するまで、毎日練習する!

   ← この音を参考にしてください。
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