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今回は、日本人の耳を素通りしてしまう英語のイント
ネーションを、しっかり聞き取る方法を紹介します。
前回の音声をもう一度聞いてください。
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You know that, and I know that. |
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見た目はとてもカンタンな文ですが、イントネーションを真似るのは
意外に難しいところがあります。
このお手本をそっくり真似て録音したが、聞くとどこか違うという場合は、
以下をお試しください。
無意識に自分の音で聞いている場合には、気づいていないのですから、
自分では直しようがないのです。
それがお手本を何度聞いてもマネができない理由です。
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それでは秘策、イントネーションをそっくり聞き取る方法を紹介します。
次の音声を聞いてください。
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You / know / that, / and / I / know / that. |
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秘策とは実に単純。区切って聞く!
まさにコロンブスの卵で、何と言うことはないのですが、これが効くのです。
細かく区切ると、それまでは聞こえなかった微妙な音まで聞こえてきます。
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この音声は一語ずつ、再生を止めて、「ィユ〜」、「ノゥ〜」という細かい
メロディーを聞き取り、ハミングで真似てください。
この手間が大きな成果を生み出します。
めんどうなどと、必要な手間をおしんではなりません。
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1.and I Know の強弱が重要な基本。
and を弱く、I know を強調します。
2.曲を覚えるように聴くと覚えやすくなります。
3.全部を覚えて滑らかに言えるようになったら、録音
して聞いてみましょう。ずっと「らしく」なっているは
ずです。試した方はぜひお知らせ下さい。
↓
30音・掲示板 |
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この文に限らず、英語のイントネーションが難しいの
は一語ずつ、強弱とメロディー が細かく変化してい
るからです。
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日本人が英語を聞くと、それらの変化は、頭の中の日本語フィルター
の影響を受けて、平坦な日本語的イントネーションに置き換えられて、
聞いても聞こえない状態や、真似ても真似できない状態になってしまう
ようです。
見えない耳栓をして英語を聞いているようなものです。
しかし、細かい変化に気づき、それらを聞き取れるようになるとしめたもの。
慣れると気楽に聞いていても、そっくりそのまま聞き取れるようになり、
会話もリスニングも、確実にレベルアップへの道が開けてきます。
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