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      1998年に当ホームページを開設して以来、発音診断やトレーニングを通じて、
      たくさんの方の発音を聞いてきました。

      発音は正確で、実用的に問題のない方は多いのですが、イントネーションとなると
      ほぼ全滅。たまりかねて、テープ診断の場合は、
      「お手本をそっくりまねてからお送り下さい」と明記したにもかかわらず、やはり全滅。 

      これまでに、「お見事」、「合格」とお伝えしたのは多分2名だけ。
      しかも改善の余地有り、という但し付き。

      この診断基準は100%同じでなければならない、という頑固なものではなく、
      お手本とよく似ていればOK、というおおらかなものです。

      それにもかかわらず、ほとんどの方がその許容範囲を大きく逸脱しているので
      困惑してしまうのです。

      イントネーションが重要なことも、
内容語は強く、機能語は弱く、などは百も承知
      の皆さんがイントネーションだけは不自然。これはどう考えても不可解。謎です。 

                   
                        

      自称「音痴。だからイントネーションはマネできない」という方が時折いるので、
      そのつど確認しています。
   
      ピアノで「ド〜」を弾いて、「あ〜」とか「う〜」とか声に出してもらいます。
      次に「ドミ〜」、「ドラ〜」などと弾いて、それらも声に出してもらいます。

      時には歌いにくい「ドファレシ〜」なども試しますが、ピアノを使うと全員がしっかり
      した音程で歌います。音痴説はくずれました。


         そんなこんなを試しているうちに・・・
     
      ■
ハッキリしたこと 

      皆さん、歌の場合はリズム、メロディー をそっくり真似て覚えるのに、
      こと英語となると自分のリズム、メロディーに置き換えてしまうという不可思議な現象。

      しっかり聞いて、そっくり真似ようとしてはいるが、英語の音もメロディー
      も、自分の音やメロディーに置き換えてしまう。強弱やリズムも同様。

      更に驚異的なことは、日本の北から南まで出身地が異なり、異なる方言を話す方たち
      も、英語となると一様にカタカナ・イントネーションとなってしまうのです。
      全国津々浦々まで、我が国の英語教育がしっかり浸透し、定着しているようです。

      とまあ、驚いてばかりはいられないので解決策を紹介します。
      効果の実例は30音トレーニング・体験レポートでご確認下さい。

      独習では何年かかっても改善できなかったことが、ほんの数時間で改善できるのです。

     PS:

 ←この音声を聞き取り、そっくり真似てください。
   できれば、自分の声を録音して、お手本と比べてみましょう。

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