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     「発音よりも、話す内容や文法的な正しさが大事」
     という見解がまかり通るのは、そういう人たちは音の
     違いが聞き取れないか、または無視しているからでしょう。

    

  match は「マッチ」、much も「マッチ」。
     
     当人には違いが分からないから構わない、ということかな、と思うのですが
     定かではありません。

     もう一つは、英語の発音はムリとか、年期のかかることと
     誤解しているのかもしれません。

     実用レベルの発音はごく短期間で身に付きます。

     ともかく、
     口の形を覚えて、違いが聞き取れるようになるとmatch を「マッチ」とは
     発音できないものです。


            

     さて、10以上もある英語の母音をどう区別して発音するか?
     「あいうえお」であれば次のようなアゴの下げ方ですみます。


        〜 
          あ           い

     音が5つであれば、この範囲内の動きでOK。
 
     けれども、
     それ以上の母音を区別するとなると、「あ」よりも
     アゴを下げるだろうということは見当がつきます。

     それが「開く音」です。
     「あ」よりも指を1本分ほどアゴを下げるだけ。
     音を区別しない理由をあれこれ考えるよりも、


    こういう形で発音する音や
    こういう形で発音する音は
    そういう形で発音しましょう。

    とりわけ、小学生や中学生などの初級者には、
  リンゴはこういう形で発音するが、
apple
  こう発音すると、「形」を教えてあげましょう。
 

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