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     「発音より内容が大事」の続きです。

     「あ」の形で「い」を発音すると、「い」ではない音になるよう
     に、英語の音も
違う形で発音すると違う音になります。

@ ボートした?
     意図する文
    I bought the bag last Saturday.

  ボートはこの形で発音します。
  すると口から出る音は「狭い音」になり、
  b
oat という単語が該当します。

  ピンクの a、バッグ、ラスト、サタディ はこの形で
  発音します。これも英語では「狭い音」になるので、 
  b
ug, lust, Suturday という単語になるでしょう。
※「開く音」、「狭い音」が???な方は、この講座を最初からお読み下さい。
 
  まとめると次のようになります。boat を動詞と解釈すれば
   文法的には正しいでしょう。

 
     発音される文
    I boat the bug lust Suturday.

          ↓次は2つめの文です。

A 石炭した?
     意図する文
    Sam called Jack to talk about the plan.

 カタカナ発音でのピンクの aは、ほぼ英語の u の音になり、
 
alo になるので、まとめると次のようになります。
     発音される文
    Sum coaled Juck to toke about the plun.
  これでは内容も正しさもどこかに吹き飛んでいます。

  りっぱな内容も、「文法的な正しさ」も相手に伝わりにくくなり、
  その代わりに、母音を区別しない人であることは明瞭に伝わるでしょう。
     
         PS: 英語が通じないという方は、まず「開く音」を覚えましょう!   

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