英語 Q andetc.(5)  


           ここは英語に関すること、何でもありのページです。
           ご質問、ご意見お待ちしています。




   Q50 松岡さん: unnecessary R sound?           Oct 22, 99

     英国の大学に在学していますが、
           自分の発音はよくもごもごしているを外国人に指摘されます。

   Q 友達などと自分の発音をテープに録音し、考察したところ、不必要に舌を巻き、
      Rの発音を挿入している事に気づきました。

   具体的には、単語の終わりで、音のFade Out の代替として舌を巻いている
   のではとの結論にたっしました。
   あともう一つ は単語のストレスもRで代替しているのではとも思いました。

   思い起こせば、子供のころ英語の発音とは執拗に舌を巻くだと思っていました。
   いまだに英語は、よく舌を巻く言葉だという思いはありますが、自分の英語を英
   語っぽく聞かせようという努力が、むやみに舌を巻くという結果に終わったので
   はという気がします。

   空気の強弱をつけるのではなく、舌をむやみに巻き舌にする事によって、英語っ
   ぽくしようとするという事は、意識的、無意識的にしろ、日本人には多いのでしょ
   うか。自分でテープなどを聞き練習し、自分の発音は英語っぽいと思い込んでる
   人(自戒も含めて)は陥りやすい罠なのではのないのかという気がします。

   もしこの考察が正しければ、日本人の不必要なR音の挿入はどんなとこにおき
   やすいのでしょうか。またそれを去勢するための注意点などがありましたら、教
   えてください。

   :まず、「もごもご」ですが、stop, apple などの「開く音」を発音する場合
     に、下あごの下がり方が不十分であると、ネイティブに「もごもご」した
     印象を与えます。

     ※その「もごもご」感は、通常、日本人に自覚はないようです。

     不要なRのようなを発音する方はまれにいます。
     特に、「トーク」のような「ー」と延ばす部分、そして文末に不要なR的な音を
     発する場合や、ランダムに発してしまう場合があるようです。

     それは、カンで発音する事をやめ、スペルを1音ずつ読むことで修正できます。
     ただし、そのような教材は必要です。
     私は当然ながら「30音でマスターする英会話」(SSC出版)をお奨めします。


   Q49 ぴいすけさん: 「開く音」と,LとNは?           Oct 22, 99

   ここ半年ほどリスニングが思うように伸びないので悩んでいたところ
   エルハザードとrinrinさんののHPで「30音」を知り、早速購入しました。

   (実を言うと、買ってからしばらくは忙しくてできなかったのですが)
   トレーニングを始めてびっくり。
   効果抜群です。

   今まで発音の練習などしたことがなく、ましてや、
   発音とリスニングが関係あるなどどは夢にも思いませんでした。
   トレーニング初日からCNNやBBCが格段に良くきこえました。

   さらに後日、MATSUZAWAさんのHPを参考にして練習したところ
   「30音」との相乗効果を発揮し、さらにリスニングがアップしたと確信しております。

   さて、UDAさんに2つ質問があります。

   Q1 まず、[a]の音と[o]の音の区別がつきません。
      「30音」のテキストにあるような口の開け方で
      日本語のように、「あ」「お」と言えばよいのでしょうか?

    「あ」「お」よりも下あごを指1本分ほど下げ、口腔内が広くなれば
      OKでしょう。

      下記のQ & A に同様の質問と解説があります。ご参照下さい。
      QA1,2 Apr 99
      #28 Jul 10, 99


   Q2 [l] と [n] の区別はどのようにすればいいのでしょうか?
      どちらも口蓋や歯茎に舌をつけるとなると同じ音を出しているような気がします。
      [l]は舌先(本当に「先」でいいのか、も疑問です)を口蓋につけて「うー」とうなる。
      [n]は舌先を歯茎につけて「んー」と言えばいいのでしょうか?

   : [l] は「る」または「う」で鼻と口でうなる。
      [n]は舌先を歯茎につけて「んー」と鼻でうなる。

      上記で不十分でしたら、またご連絡下さい。


   Q48 YYさん: 周波数と鼻音?           Oct 20, 99 

     <掲示板より再掲>

   : 今日のクローズアップ現代で、英語教育について特集して
      いましたね..。
      リスニングについては、日本語の音も英語の音も三つの周波数
      の高低で聞き分けられているが、一番高い周波数の音は日本語
      ではほとんど変化せず、RとLの違いはその高い周波数の要素
      の変化で聞き分けられている、というようなくだりがありました。

      鼻音っていうのはこの部分のことなのでしょうかね..。

   :周波数に関しては???なので、専門家に伺ってみました。
     下記は松沢さんのご回答です。

            ↓

     昨日のクローズアップ現代は私も見ました。
     外人講師が発音を強調していました。

     3つの周波数は母音のフォルマント F1,F2、F3のことだと思います。
     F1が低い音、F2が中間、F3が高いほうの音です。

     RとLのF3の比較が、「英語リスニング科学的上達法」にあります。
     以下にP157を引用します。

     * * * * * * * * * *
     日本人の苦手なR Lの区別には、第三フォルマント(F3)が大きな
     役割を果たします。
     長く伸ばした定常状態のRおよびLのサウンドスペクトラムを図7−12
     に示します。

     アメリカ人のリスニングにおいて、基本となる手がかりはF3です。
     図7−18に、男性米語話者が発話した、right と lightのサウンドスペ
     クトラムを示しました。
     この例では、RのF3周波数が1KHz付近からはじまっているのに対し、
     Lでは2.8KHz付近と高いところから始まっています。F2周波数につ
     いても同様で、Rの法がLより低いところから始まっています。

     また、F1の遷移時間についてはRではLより時間をかけて、後続母音A
     の定常部まで徐々に変化していっています。
     * * * * * * * * * *

     個人的見解ですが、鼻音はこの第三フォルマンと(F3)とは別の話です。
     鼻音は周波数が同じでも響きを良くする働きと、低音部(F1,F2)を安定
     させる働きがあります。

     スピーカーに例えると、鼻音を使わない12cmで低音を出すか、鼻音を
     使った、30cm相当のウーハーで低音を出すかの差です。
     RはLよりも口を長く太いホーンスピーカー状態で発音するため、Lよりも
     音が低くなるのは当然です。


   Q47 相原さん: RとWの違いは?           Oct 20, 99 

   : Rの質問です。
      Q & Aのセロリさんの「Rのコツは?」の質問を読んで、世の中に
      は私と同じ悩みを持っている人がいるんだなあと思いました。

      実は先日の会社の英会話のクラスの中でカナダ人の先生から、
      私の"train"の発音が”Twain"に聞こえるとの指摘を受けていたの
      です。

      R も W も、発音の始めの「ウ」の唇の形は似ているためではない
      か、と自己分析しています。

   :RがWに聞こえてしまう理由は、よくわかります。
     W は口の音。 R は口から鼻への鋭い音です。

     R がW に聞こえるというのは

     ・下唇の絞りがほんの少し足りない。
     ・息が遅い。
     ・鼻音が不足。
       のどれかでしょう。

   : R対策としては、

      1.「 ウ」の形かでスタート
      2. さらに下唇を絞って(タコの口の形)を作る
      3. 2.と同時に口から鼻へ息を強めて鼻音を意識して発音する 

       の流れで発音すれば良いのではないかと思っていますが、
       いかがでしょうか。

    3.の時に
     鼻と、ドーム状になっている上アゴに向けて、
      
     鋭く息をぶつけるようにすると
      
     Rの響きが出るはずです。



   Q46 セロリさん: Rのコツは?            Oct 17, 99 


   : 私は、海外駐在員です。国は、U.A.E.と言う国です。
      アラブの国ですが、英語は共通語。カタカナ英語でも十分通
      じる国におりますが、自分は、映画を字幕なしで見たい!!!
      というのが目標。

      駐在の人で、
      ”ビジネス会話、日常会話は出きるが、映画だと分からない”と
      言う人が沢山おり、私もその一人です。

      特に、私にとって難しいのは、Rの発音。

      友人に、舌を、”奥に巻き込む様に、又、跳ねらせるようににて、
      口の中でどこにもアタラないように。”といわれているので、しゃ
      べっていると、舌がどこかにあたっている事もしばしば。
      実際、他の人は会話では、気にならないかもしれませんが、直
      したいです。

   :Rの発音は:
      アメリカ人の口元を見るとお分かりになると思いますが、下唇を絞
      りながら唇を突き出すようにして発音します。その場合、語頭など
      は舌を下においたままでRを発音します。 (下記へ続く)

      舌がどこかにあたるのは動かし過ぎで、別の音になります。

   : 下記は質問です。

      1、舌を動かさないで、RA・RI・RU・RE・ROと言うと
        自分には、WA/WI/WUWE/WO(ゥワ・ゥイ......)
        分かりますでしょうか?

   :わかります。
      恐らく、唇を日本語を話すようにしているからではないでしょうか。
      下唇を絞りながら、鋭く息を出して発音してみて下さい。
      出来れば鼻にかかるとよりアメリカ人的な発音になります。

   : 2.DR、TRの発音がいまいち。
        NATIVEが言っているのを聞くと、TRUSTなどは、チョラスト、
        DRIVEはジョライヴと聞こえます.........。
        まねてはいますが、本当にあっているのか?日々疑問です。

   聞いてみるまではなんとも。

   : 3. ヒヤリングが苦手。多少は、分かりますが、映画だと見栄を
        張っても50%ほど。(知っている単語&読み方を知っている単語)
        多分聞き取れていない部分を入れたら、20%以下でしょう。

   :たとえば、ナチュラルスピードで読んで理解できないものは聞いても
     理解できないように、リスニングは聞き取って理解するスピードと読
     解力に左右されます。ですから一概には答えにくいところです。

   : いずれは、NATIVEがしゃべるようにしゃべりたいと言うのが目標
      です。カセットテープを送りたいのですが、海外の場合、どの様に
      手配をすればよろしのでしょうか。

    南房総までテープをお送りください。       


    Q45 ときやさん: イントネーションのコツは?         Oct 16, 99 


   : TOEIC対策のために情報を探していたら「30音」の本のことを知
      りました。まだヒアリングが苦手で長文になると苦しくなります。
      イントネーションが重要なことは頭ではわかっていたのですが、
      思うようになりません。

      ひたすら聴く練習をしなければならないのでしょうか?
      効果的な練習方法があれば教えて下さい。

   下記をお試しください。手間はかかりますが、効果はあります。

      <発音がある程度、正確になっていることを前提に、
       できるだけ簡単な英文を聞いて>

     強弱、高低のメロディを覚える。

      一語ずつのメロディを覚えるまで、何度も聞き込む。
      この段階では声に出さない。
      文意、シチュエーションを考慮し、強弱の感覚をとらえる。

     ・鼻歌でイントネーションをまねる。

      ほとんど同じに言えたら


         

     ・声に出す。
      録音して、ネイティブのイントネーションと比べる。


    Q44 Mickeyさん: 映画のスクリプトは?          Oct 15, 99 


   :こんばんは、Mickeyです。うわあ、そろそろ寝なくては!

     映画のスクリプトって、そんなに手に入るものではないでしょう。
     ネットサーフィンしたってあまりよいものは見付かりませんでした。
     もし、見つける手段、ないしはHPをご存知でしたら教えて下さい
     ませんか。

   :下記にたっぷりあります。

      http://www.script-o-rama.com/
      http://plaza26.mbn.or.jp/~happywel/index.html

      下記では音声も聞けます。

      http://www.wavplace.com/

      ------
      30音のページは相変わらず音が出ません。何としなくては、
      とは
思っているのですが、そのままになっています。

    Q43 Mickeyさん: ビデオの使い方?             Oct 10, 99 

   : Mickeyです。寒がりです。
      ビデオの活用について少々質問があります。

     @ L & R の聞き取りについて

     2ヶ国語ニュースでrの共鳴音が聞き取れてから、洋楽を聞いている
     時でも、ゆったりとしたバラードの部分ならばrの共鳴音は聞き取れ
     るようになりました。
     しかし・・・
     最近はビデオのPracticeの問題に登場する単語の順番まで暗記し
     てしまい、完全に聞き取れているかどうか怪しいんですよ。

     ですから、女性が発音するときはパッと目をつぶって、r か l かを瞬
     時に判断し、その後目を開けてサブタイトルを見るなど変化はつ
     けるようにしています。はあ〜、今後はどう活用するかが問題です。

   :逆です。目は開けましょう。
     女性の口をよ〜く見つめた方がいいでしょう。
     問題を解くのではなく、Lの口、Rの口をよく見つめて、それぞれの
     口の動き、音を覚える --- ネイティブも幼児期にはそのようにして
     覚えたのですから。


   :A発音について

    楽にはなりましたが、単語だけ、もしくは文章を音読するだけの場合
    には、かなり共鳴音が出せるようにはなったものの、会話の場面にな
    ると、しゃべること、聞き取ることに精一杯で、カタカナ英語でしゃべっ
    ていないということだけが救いであるだけの状態です。
    これでどうなんでしょう?

   :要するにまだ反射的になっていない、ということのようですから、慣
     れるまで、続けてみて下さい。


   :Bイントネーションについて

    ビデオだけではなかなか難しいですね。
    こればかりはCDの活用の方がいいような気がします。

   :ビデオはイントネーションの重要性とマネ方のポイントを紹介しています。
     絶対量が不足ですから、お手持ちの教材なりをご活用下さい。


    Q42 Uda: ICQのメリットは?             Oct 9, 99 

   : ICQのメリットはなんでしょう?

   (ゆうさくさんのご回答)

      ICQのメリットは、まず、

      1 自分のICQに登録した相手がオンラインかどうか分かる。

      2 その場で相手がオンラインかどうかわかっるので、、あらかじめ
        時間帯を約束しないですぐにチャット等に誘うことなどできる。
        また、オンラインゲームなどでも同じ事。

      3 チャットよりも打つのが忙しくない。
        メールとチャットの中間とおもってもらえば。

      4 まぁ要するに、リアルタイムでメール交換が出来る。
        (リアルタイムじゃなくても出来る)

      5 ファイルの受け渡しが簡単。

      とまぁぐだぐだだ″述べてみましたが、やはり一番のメリットは
      「リアルタイムで話すこと(メール交換)ができる」事でしょうか、、、、

      また、メール友達よりも簡単に話し相手を見つけることが出来ます。
      それは使ってみるとすぐに分かりますので、ここでは説明しません。
      (ちょっとだけ言うと、勝手にこっちから登録してしまう)

      分かりにくいと思いますので、わからなかったら質問してください。
      では。


    Q41 岡本さん: 舌の動きは?            Sept 23, 99 


   : ずっと悩んでたんですが、確認の意味も含めて質問させて
      ください。”ng””nk”の発音です。

      例の Pronunciation Powerではこの場合の”n”の発音時、
      舌先は歯と歯茎の境目ではないような解説なんです。
      舌の後方を軟口蓋(のど仏のほう)につけてうなるような解説図
      をみることができます。
      やっぱり答えは共鳴音と鼻音でしょうか?

   舌の動きよりも”音”でしょう。
     言葉のあやになりかねないのですが、順序を逆にした方がいい
     ように思います。
     音を優先し、その音を出したら、解説のように舌が動いた、となる
     ようにしてはいかがでしょう。
     口の形や舌の動きに捕らわれすぎると、考えるためか、上手く発音
     できない場合が多いようです。

    < And 後日>

      昨日、今日と発音方法を意識せずに話していました。
      なんだかいい感じです。
      ”ある音を出そうとしたらある方法で舌が動いていた”、
      というのがわかった気がしました。
      はっきり言って、音さえ出せれば舌や唇はどう動こうと関係ない
      んですね。たまたま標準的な出しかたを”30音”やPPには載せ
      ているだけということに気がつきました。

      ”R”に巻き舌やそうでないものがあるように、多少のmodification
      は各音について存在するような気がしてます
      (実際には確信ですが)。



                                  Q and A もくじ

   
uda@awa.or.jp