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 #98
イタチ君の場合  滞米3年(小6)

5月上旬に届いたイタチ君のお母さんからの問い合わせ:

「小学6年生の息子も一緒に発音トレーニングを受けさせて頂きたいと申しておりますが、いかがでしょうか?お願いできますでしょうか?

(親の赴任に伴い小学校2年生の3学期よりニューヨークに来て3年が経過したところ。来た当初は、ABCしか知らない状態だったが、今は、現地校で普通に授業を受けている。)

私から見ると何の問題もなく、何不自由なく使いこなしているように見えるのですが、彼は彼なりに、悩みがあるといいますか、(悩んでいるようには見えませんが...^_^;;)満足しておらず、もっと上手になりたいそうです。」


   ということでトレーニングとなりました。


 30音トレーニング 体験レポート

はじめに

アメリカに来て、3年。平日は現地の学校に通い、土曜日は日本語補修校に通っています。日頃、英語には、ほとんど不自由は感じていません。でも、僕の発音はネイティブとは何か違うとは感じていました。

母から発音トレーニングの話を聞き、いったいどういうものか興味があり、「30音体験レポート」を読んでみました。そうしたら、びっくりしました。みんな、トレーニング前、トレーニング後で、格段に上手になっています。ぼくも、こんなふうに上手になりたい、かっこよくしゃべりたい。だから母についていって、トレーニングを受けることにしました。

指摘されたこと

1) 日本語の影響を受けている。
 子音が弱く、母音が強い。リズムが日本語的。

2) L ができていなかった。
 僕のは、「school」 ではなく、 「schoo」 だった。
 
3) 発音していない音があった。
 たとえば、「aunt」 の n 。一つ一つ、しっかり発音する。

4) 鼻音が弱い。
 もう少し、鼻に響かせて音を出す。

5) Sの発音が弱かった。
 もっと、おなかに力を入れて鋭くする。

6) 開く音ができていない。
 あごを下げてしゃべっていなかった。

7) 英語のリズムでしゃべっていなかったため、暗くしゃべっていた。
 10月に発売されるという新しいDVD「英語リズム間」の1、2章をみせてもらい、一緒に練習した。これに合わせてしゃべってみたら、今まで自分がこのリズムのようにしゃべっていなかったことに気がついた。DVDに合わせてしゃべってみたら、しゃべりやすいし、うまくなったような気がした。


その他
1) space の発音がうまくできず、個々の音を練習したあと、先生がそれらの音をつなげてくれた。その時、聞こえてきた音はネイティブのようにかっこよかった。うれしかった。

2) スピードトレーニングをしたあと、音がさらにクリアに聞こえてきたことにびっくりした。

3) 波形ソフトを使って自分の発音をチェックすると、自分の弱点がわかってよかった。

今後、もっと、英語のリズムを意識しながらしゃべるようにします。

最後に
丁寧に教えていただきありがとうございました。
30音体験レポートで、あんなにも上手に人の発音を矯正できる人だから、いったいどういう人なのかドキドキしながら駅で降りました。そうしたら、普通のおじさんでした。でも、ぼくをかっこよくしてくれたので、すごいおじさんだと思います。ありがとうございました。


 My ひとこと
イタチ君の英語は流暢ながら、音声面では日本語の影響を強く受けていて、なんとももったいない状態。具体的には「開く音」が不完全。子音が弱い。リズムが部分的に日本語のまま。細かい音が抜けている。が、ここはこういう風にと言うと、即座にそうするので話は早い。

小6にして、もっと上手に、かっこよく、という前向きな姿勢は大きなエネルギー源。有望。
      

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