30 On Training Reports


 #97
ちーとすさんの場合  TOEIC 600
「夫の赴任に伴いニューヨークに来て丸3年になろうとしています。当初あまりの英語のできなさに、何か活路はないものかといろいろ探していた所、30音の存在を知り、購入したのがきっかけです。来年の夏に一時帰国しますので、何とか先生のご指導を仰げないものかと思いメールさせて頂きました。

要望は、とにかく、相手が何をしゃべっているのか、わかるようになりたい。そして、通じる英語を話せるようになりたいの2点です。

子供の学校のPTAに出席してもほとんど理解できず、学校の面談でも、最低限の会話しかできません。私が話しはじめると、とたんに皆、真剣な顔つきになります。電話も苦戦しています。先日も、「スペイン語?」と言われてしまいました。何とぞ、よろしくお願いいたします。


   ということでトレーニングとなりました。


 30音トレーニング 体験レポート

はじめに
夫の赴任に伴いアメリカに住み始めて早3年。日々「聞えない」「通じない」の洗礼を受けています。スペイン語に間違われたり、毎日、毎日めげることの連続です。しかし、それでも3年間は自力でがんばろうと思い、一人、もがいてきました。しかし、壁は立ちはだかったまま。独学に限界を感じ、このたび息子と共にuda先生にお願いすることになりました。(息子の場合は、別の理由ですが)

トレーニング受講後の感想
意地を張らずに、なんでもっと早くお願いしなかったのだろう がトレーニングを受けた後の率直な感想です。貴重な時間を無駄に過してしまった後悔の念にかられています。自分が日本語フィルターを持っていることを意識し、それを取り払わなくては、いくら頑張ったって、聞えるようにならないのですから。今後は、音そのものを聞くように練習する事を肝に命じました。しかし、同時になぜ独学でなし得なかったのかも考えてしまいました。先生から頂いた言葉のほとんどは、過去のレポート、もしくは、DVD、練習帳に書かれていたことばかり。知識はあったのに、実践に結びつかなかったのはなぜか。

理由として考えられるのは、

1) 波形ソフトを使いこなしていなかった。

 客観的に自分の音声をチェックしていなかったので、自己流のままだった。また、雑音と認識されてしまうところにある音を認識する事によって、私にとっての諸悪の根源「日本語フィルター」をはずす事ができる。それを可能にするのが波形ソフト。波形ソフトを使わずに、上達などありえなかった。

2)例えば、イントネーション、波打つメロディーの示す意味など、DVDや練習帳に書かれている言葉の内容を深く理解していなかった。

今回、直接先生にお会いしご指導いただくことで、
1)波形ソフトの使い方を学び、また、
2)の問題の多くが解決したので、今後、自分で何とかできる自信がつきました。


トレーニングの流れ
以下に、練習の流れにそって指摘されたことを述べます。

1. 課題文チェック
1) 日本語の影響を強く受けている
2) 話し方が怖い。怒られているようだ。

 と指摘を受けました。「顔は笑っているのに、声は起こっている不可解な人」評に、がーん。

次に「L」と「space」の2単語を発音し、お手本の波形と比較してみて
・「L」お手本とは逆に、前半部分が強い。
・「space」最後の「c」の後ろに母音が残っている。
 ことを指摘され、日本語の影響を強く受けていることがよくわかりました。

この後、「英語のリズム&イメージカーブ図」にそってそれぞれの課題文に対してのご指摘をいただきました。この図は、イントネーションが視覚的に示されており、とてもわかりやすいものでした。

1) In that case
  
 練習張にも that は「ラ」の音とあり、自分でも出しているつもりだったけれども、私は「ソ」の音。先生にピアノで「ラ」の音を出して頂いても、なかなか音が上がらず苦戦しました。

  音のつながり方が直線で、非常にきつい話し方になっている。そういえば、「練習帳」では棒高跳びの人の絵が使われていたなぁ。ポールの作り出すしなやかなカーブ。あのカーブが大事。あのイラストにはそういう意味もあったのかと一人納得。

2) case you
つながりがお手本と全く異なる。細部を聞いていない。  

3)beat his dog
リズムが違うため、不自然で、妙に強調した言い方になっている。このフレーズで、イントネーションが文型を相手に伝える重要さを再認識しました。

4) Jack
開く音ができていない。[u]の音がうねっているだけ。「中間の音が変化していればこの音になる。」この説明には驚きでした。

5) The queen's
The が強すぎ、不自然。

5) school
[L]が弱すぎ、「schoo」になっている。

6) stop の開く音が出来ていない。

7) saw を so と発音している。
 文中で突然「so」が入ってきたら、まったく意味不明の文になります。

8)Sir / Please
そんなに怒って言わなくたって!
# 全然、そんなつもりはなかったのですが…^_^;;


2. 製作中のDVD で
  英語リズム & イメージカーブ を勉強しました。

「イントネーション」「波打つメロディー」がどういうことだったのか、今まで、いかにいいかげんな理解しか、していなかったかが、よくわかりました。また、知識で音を聞いてしまい、ぶつ切りに発音しているエレガントさのまったくない自分を再認識しました。

3. 日本語フィルターチェック
「弱い音を個々にチェックすれば、聞こえているのに、文になると聞こえない。」
恐るべし日本語フィルターを実感しました。

4. スピードトレーニング
多くの方がコメントされていますが、本当にこれにはびっくりでした。独学で行っている時は、思ったような効果を得る事ができなかっただけに体感できた時は本当にびっくりでした。独学の時は、単語を追うことだけに注力していて、リズムをまったく無視していたからできなかったのだと思います。リズムの重要性を実感しました。

5. 音を聞いていないチェック
聞いた英文を聞いたまま発音しているかチェック
winter をウインター、vacation をヴァケイションと、知識で聞いて発音してしまっていることに気がつかされました。簡単で、知っている単語ほど要注意しなければいけないとわかりました。


最後に
お疲れのところ貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。そのお気持ちに少しでも報いる事ができるよう、頂いたお言葉を無駄にしないようアメリカに戻ってもがんばります。「とにかく真似る。赤ちゃんが音を聞くように音を聞く。そして、波形ソフト用いて何が違うのか。どこが違うのかを細かくチェック。」を実践し、一日でも早く、いい報告をさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。



 My ひとこと

アメリカで暮らしていて通じない、聞き取れない。何とかしなければ、という切実な状況も心境もよく分かりますが、ちーとすさんはあせりすぎ。実用的には、まず「開く音」と英語リズム。それだけでアメリカ生活は大きく改善できるでしょう。
      
  
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