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 #89
はんくさんの場合  TOEIC 730

「 <前略>

学会発表や論文も英語力が高く求められる昨今であり、英語力のなさを痛感しており、なんとかしなければと思っています。医学論文はスタイルがほとんど一定なのと専門用語がほとんど既知であるため、読んだり書いたりすることが何とかできています。しかし聞いて話すことはまったく問題です。

現在教室でも指導的立場にあり、かなり切羽詰まっています。国際学会での講演の依頼がくることもありますが、英語力の不安からすなおに招待を喜べない自分がいます。」


  ということでトレーニングとなりました。


 30音トレーニング 体験レポート


仕事柄英語は必要であるものの、時間が取れないことと(英語のできない者が良く使う言い訳)、どのような勉強をするのが良いのか判然としないまま年を重ねてしまいました。最近は海外でプレゼンテーションをする機会もあるが、必ずといっていいほどある質疑応答が曲者で、とにかくこれが恐怖となってしまっています。

とはいえ今の仕事を続ける以上避けて通る訳にも行かないので、時間がないないと言い訳をしながら、ほんの少し勉強しているというのが現状です。質疑応答では、回答するにもまず質問が聞き取れなければ話にならないので、一番の関心事はリスニング向上ですが、発音できない音は聞き取りもできないということで、最近発音練習を始めました。

しかし、30音DVDと30音練習帳をざっとやってはみたものの、到底本質を理解できているとは思えませんでした。そんな状況の中で、発音トレーニングをお願いいたしました。その中で、ご指摘いただいた点は大体以下のとおりです。


開く音
“開く音”では音の変化がないことを指摘されました。30音練習帳にも、言い始めと言い終わりを変化させることがしっかり書かれていたのだが、意識できていなかった。


子音
s、zなどの音が遅い。結構できているつもりであったが、スピードが遅いことを指摘される。腹から速く息をだすようにとの指示。


l,m,n
鼻と口に響かせる発音グループであるが、響かせ方が足りない。さらに強く発音するようにとのこと。


Birdのirやschoolのool
この音の変化がうまくでていないことを指摘。自分で考えている音とかなり異なっていた。かなり難しいと実感。


音階
音階が真似できていないことを指摘される。音楽のメロディなら間違わず真似できるのに、英語となると、、、、、、。

とにかく日本語のフィルターで英語を聞くから、自分の都合の良いように聞いてしまう。判断できない音を自分が既知の“似た音”(実は全然違うのだが、、、)に勝手に置き換えて認識してしまうとのお教え。まさにその通りと非常に納得しました。

本やDVDだけでは理解できないことが数々わかりました。
といっても自分の英語力では目からウロコといった状態までは行かないのですが、発音における課題は明確になりました。

波形解析ソフトの使い方もわかりましたので、1音1音をさらに細かく分けていくような緻密な学習を続けていきたいと思います。英語に対してとてもへこんでいるメールを出してトレーニングをお願いしたためか、私へのアドバイスにもかなり気を遣っていただいたようです。暖かいお言葉をいただきまして、本当に有難うございました。


 My ひとこと
はんくさんの発音はすぐにOKになりましたが、課題はリスニング。質疑応答をこなすためには、英語のリズムとスピードをものにするための練習が必要です。「くだけた発音」に慣れると自信はつくでしょう。
      

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