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 #111
りりーさんの場合  TOEIC 820

「大学で、英語を専攻していました。
卒業後、日本・海外勤務時代に英語をつかって仕事をしてきました。

ブレーク期間をへて、再び英語をつかう仕事をするようになり、英語に取り組みなおしているところです。いろいろな、学習法を模索しながら試しましたが、聴き取りは、いつまでも問題が残っています。発音できると、聴き取れる!を実感したいです。」


   ということでトレーニングとなりました。


 30音トレーニング 体験レポート

いきさつ

語学の習得は、音に鍵があるのではないかと、ある時から感じてい
ました。

ドイツ滞在中に必要にせまられ、ドイツ語習得にのりだしましたが、
ドイツ語の文法が英語に比べ、格段にむずかしくうんざりしてしまい、
音から入る学習をしてみたのです。

つまり、毎日、ドイツ人の会話でよくきかれる単語(音)、表現、
自分の言いたいことをドイツ語でなんていうの?
こんなことを日々繰り返していきました。

この作業のなかで、語順や過去の表現等々、日本語でいう文法が
後からついてくる感じだったのです。こういうやり方だと、
文法は無味乾燥なものになりませんでした。
そのかわり、音できいてわかるけれど、後から、そのスペルを
知ったときにびっくり!ということもおこりました。

ちょうど、日本で英語を学習するときと逆のやり方です。
中学校英語では、音声は後回しですから。

同期で仕事をし始めた日本人のなかで、私がドイツ語会話が
早くできるようになったのは、この音から入る学習法のためだったと思います。

帰国後、英会話講師の話がきたときに、音声をできるだけ
とりいれたいと考え、たくさんのサイトをたずねていた時、
うださんのサイトと出会ったというわけです。

30音DVDは購入したものの、いまひとつ自分の発音はどうなのか
自信ももてず、向上している実感もなく、トレーニングをうけたいと考えており、
今回実現の運びとなりました。

                       

トレーニング

発音は、実用としては通じるが、リズムがなっていないというご指摘でした。強弱、長短がきちんとしていないので、ネイティブが聞いた時に、わかるけれどもへんなところを強く言うな〜、みたいにきこえてしまうそうです。(ガーン)

30音DVDで、指2本分あごを下げるというのも、実際、トレーニングをうけて
みると、自分としては、あごにきたな〜と感じました。

鼻に響かせる音も、え〜、うそでしょ〜というほど、鼻に響かせて、やっと
本来の発音だというので、またまたびっくり。
いかに、自己流だったかということを思いしらされました。

また、聴き取りでは、はじめ一部しか聴き取れない英語が、
正しいリズム・発音の指摘・矯正の後、繰り返し練習すると
、驚くほどゆっくり、はっきりきこえ、スピードを
落としたとしか思えないほどでした。(ビックリ!)
これは、貴重な体験でした。

映画の英語で、聴き取れないからと英語字幕をだすと、たった
3〜5語くらいで、しかもスラングでもなんでもなく、中学校程度の
英単語だけで、ショックという体験があります(何回も)。

どうしたら、これが聴き取れるようになるのか、長年の悩みでもありました。
また、英会話講師をしている時、活字で書かれたらわかるけど、
ナチュラルスピードでこられると、ほとんどわからなくなるという
生徒さんが多かったです。

今回のこの練習をして、効果的な方法というのが確かにあるということを
知りました。あかりが、見えました!
リズムとスピードがなきゃだめなんですね。

                       

また、練習を繰り返してから、吹き込んだものをきいた後、
うださんが的確なコメントをくださいます。

だめだしももちろんありますが、
「それかっこいい!」「すてきですね!」
という、ほめ言葉をいただけた時は、なんか自分がとっても
かっこよく、エレガントな英語を話せるようになったような気分で、
がんばろ〜!と思ってしまいました。
やはり、自分の次なる姿を描けると楽しいですよね。

自分の英語力向上のため、また、日本の英語学習者の方々の
効果的な方法に、少しでもお役に立てるように微力ながら
がんばりま〜す!



 My ひとこと

りりーさん、発音はOK。が、リズムとイントネーションは実にオリジナル。
それが、ご本人の言う「いろいろな、学習法を模索しながら試しましたが、聴き取りは、いつまでも問題が残っています」の原因。発音できるだけでは速い英語は聞き取れません。改善策は英語リズムを覚え、スピードを身につけること。

つまり、リズムさえ身につければ、というところなので、ていねいに取り組んでください。量をこなすこともポイントです。

      

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