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 #108
たけさんの場合  医学生

「大学1年生の時、海外旅行で全く英語が通じず、時には一語(例えばrateなど)でも通じなかったため、発音が原因と考え、UDA式の本で勉強を始めました。発音を勉強し始めてから4年になります。

発音は基本的にはできていると思います。ネイティブの人からも褒められますが、本当にできているのか確かめたいと思います。また、イントネーションが日本語のように平坦であると感じています。イントネーションについても教えていただけたらと思います。」


   ということでトレーニングとなりました。


 30音トレーニング 体験レポート

レッスンではパソコンの音声編集ソフト Sound Forge を使用しました。このソフトは単語よりも細かく、一つ一つの音を分析することができます。このソフトで自分の英語のどこを改善すればよいのか知ることができました。

このレッスンを通して、英語の音を聴いたとおりに真似ているつもりが、それができていないことを実感しました。

例えば、文中では、 of the はとてもあいまいに発音されます。しかし、自分の力不足のために聞き取れないだけだと考え、of the をはっきり発音していました。

本来ならばあいまいに弱く、速く発音すべき部分をはっきりと発音してしまうと、その部分を強く、ゆっくり発音してしまい、リズムが崩れてしまします。はっきり聞こえているはずだと考えて、はっきり発音するのではなく、あいまいに聞こえていたら、あいまいに発音することが大切だと思いました。

また、S 、L、M、Nは手本よりも、短く、弱く発音していることがわかりました。音レベルで分析して初めてわかりました。M、Nはもっと鼻に響かせる必要があることもわかりました。

                     

このレッスンで学んだ最も重要なことは英語リズムの大切さです。僕はSVOCの文で、OCの間にすこし時間がありました。すると、SVOC が途切れて、二つの文になってしまいます。ここの音をきちんと発音しておけば良いから、大丈夫だと考えていましたが、リズムによって意味が違ってくるので、リズムは大切だと思いました。

また、リズムを習得することはリスニングにも非常に有効だと思いました。
映画のセリフを初めに聞いたとき、速くて聞き取れませんでした。そこで、リズムに合わせて言う練習をしました。練習の際は、手本と同じ時間、リズムで言うことを優先し、個々の発音を正しく発音することはできませんでした。しかし、練習した後で聞くと、速かった英語がゆっくりだと感じ、とても聞き取りやすくなり驚きました。

このレッスンを通して、今後どのように勉強を進めていけば良いのか見えてきました。まず、英語のリズムを習得しようと思います。リズムを習得することができれば、リスニングが上達し、会話を通して英語を学ぶことができます。音の強弱、高低、長短が交互に現れるという原則を身につけようと思います。

貴重なレッスンをしていただき、ありがとうございました。


 My ひとこと

たけさんは自覚しているとおり、発音は見事なもの。口調もしっかりしていて、好感度大。しかし、英語のリズムとイントネーションは確かに、やや日本語的。改善するには、波形ソフトと30音英語リズムの併用をお勧めします。

弱点はわずかなので、改善後は持ち味を大いに発揮できるでしょう。


      

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