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今回は、教科書を使った練習方法と、注意事項を紹介します。
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中学の教科書を活用するためには次のように練習してください。
1.内容を覚える。
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目的は英語を話せるようになること。
まず、1〜2ページのシチュエーションと内容を覚える。
「こういう状況で、こう言えばこう応える」というように、
マンガやドラマなどのストリーを覚える要領です。
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※内容を覚えるためには、文そのものの意味だけでなく、
状況をイメージすることがコツです。
※読んでも分からない、と言う場合には「教科書ガイド」を購入
するなり、誰かに教えてもらうなり、必要な処理をする。
2.くり返す。
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・イントネーション、口調を覚えてから、CDと一緒に言える
ようになるまでくり返す。口調はそっくりにしようという
気持ちがあればOK。
*CDと一緒に言う。=CDにかぶさるように言う。
・初めは、文単位で言うのは大変だと思うので、
自分で一時停止ボタンを押すなりして、
区切って練習すると、楽に言えるようになります。
状況をイメージすることをお忘れなく。
単語で区切る→フレーズで区切る→文単位で区切る
→全体で言えるようになる。
・音読の回数などの設定は、具体的の様で、実は不自然。
くり返しは最小の回数を目指しましょう。
・目標はは何も見ないで、一人で言えるようにすること。
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3.仕上げる。
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<スピーキング>
CDをかけない状態で、一人で語る。
教科書準拠のCDは遅いので、それよりもずっと速く
言えたら完成です。その際、イントネーションなどが
くずれないように言おう、という気持ちがあればOK。
スラスラ言えたら次に進む。(例を参考にしてください)
*自分の「適正スピード」を超えることが望ましい。
(詳しくは → チャレンジ・高速英語 )
スピードは「慣れ」です。
ネイティブ は生まれた時から高速英語です。
<ライティング>
書くことで、文の仕組みを再確認できたり、
スペリングミスを無くすことができます。
書けるかどうか、書いてみましょう。
書けない場合には、書けるまで練習しましょう。
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ちょっとしたコツ
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■イメージすると、暗記も辛くない。
状況をイメージをすることで、暗記や暗唱することは
それほど辛いものにはならないでしょう。
それでも丸暗記が辛い場合は、イラストなどを
頼りにするといいでしょう。一人語りをする感覚で、
1ページ位の英語がスラスラ言えるとGood!
■書くと覚える・忘れない
漢字などと一緒で、使わないと、いざ書こうとする
時に、思い出せなかったり、間違えたりします。
書く練習も並行して行うと効果的です。
何回書けばいいか? 回数ではありません。
スラスラ書ければOK。
■復習する。 重要!
練習の2日目以降は、前日までにこなしたことを
復習してから、新しいページに取り組むこと!
一回では忘れてしまいがちなことも、繰り返すと、
定着がよくなるので、「話せる!」を実感できる
ようになります。
■文法などを忘れてしまった、勉強をやり直したい場合
中学生用の問題集がありますから、それを活用して
下さい。自分が読んで、これなら理解できそうだ、と
思うものがいいでしょう。
その問題集と使い方についてはこちらへ。
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【注意事項】
■勉強するための工夫を面倒がらずにやること。
まず、中学の教科書と、それに準拠したCDをそろえます。
1年ずつか、3年分をまとめてか、は自分で決めてください。
購入した教材のCDがリピートしにくい場合には、
自分で一時停止を押すなどして、 リピートすること。
自分が先生になったつもりで、自分に練習を促して下さい。
それが自己学習の秘訣。
■イントネーションや、発音は、大体同じならOK。
中学レベルをスラスラ言えるようにし、自己学習する癖も
つけ、早く映画などで勉強し始めて下さい。
発音は、DVDである程度、徹底して練習されているのですから、
大丈夫です。一語、一文を WaveSurferなどを使って、細かく
気にする必要はありません。そういう細部を気にすることによって
進行がスローペースになるようなら、使わないで下さい。
■独習している方へ
音読掲示板は、英語を独習している方々が
意見や感想の交流の場として、ご利用いただけるように
もうけてありますので、どなたでも書き込んで下さい。
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