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  Q  発音記号が同じならば、音も同じでしょう?

は何とも「いい加減」!!


の特徴がよく分かる音を準備しました。
次の を比べてみましょう。いずれもアメリカ人の正しい発音です。

 「えぁ」の感じ。  「あぁ」の感じ。

次は単語です。

 「えぁなもお」の感じ。  「あぁぷお」の感じ。

記号は同じでも、音はけっこう異なっています。

次は女性の発音を聞いてください。

 「ぇぁあ」の感じ。  「あぁ」の感じ。

単語です。

 「むぇぁあっち」の感じ。  「あぁすく」の感じ。

--- ひょっとして、みんな違う発音?

みんな、違う発音をしています。

--- でも、みんなネイティブの正しい発音?

全員がただしく  を発音しています。
違っていても同じなのです。

--- ???

      applea は人それぞれ。

それでは の正体を明かしましょう。

日本語では、「い」、「れ」のように、単語が変わっても「」は一定しています。
それをしっかりした音だとすると、
は、実にいい加減な音、ということができます。

アゴを動かしながら「え〜あ」と発音するので、ネイティブでも音は
異なります。

--- えッ?

アゴの下げ方と「え〜あ」の混ぜ方が異なるからです。

--- じゃあ、どれが正しい発音か分からないよ!

いい加減と言っても、デタラメという意味ではありません。
はっきりとした基準があるのです。

次の2つを満たせば「正しい発音」となります。

  の基準

 
.アゴを下げながら発音する。
   言い始めと、言い終わりで、口の形が変わるので、音も変わる。

言い始め 途中 言い終わり



 
.「あ」よりもアゴを下げて発音する。

--- そうか。まさに「加減」だったのか・・・

そうなのです。

アゴを下げながら、
音をカーブさせるのです。
--- 練習しておこう。


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