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なぜ、リスニングは上達しないのか? その原因と対策は? |
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リスニングの上達は、まず音を知ること。
「読めば理解できる英語が聞き取れない」症状を改善し、リスニング力を向上させる方法は、大量の英語を聞く前に、まず、「英語の音」を知ることです。特に、「リンゴは英語でアップルと言う」式の、日本語発音で英語を教えられた場合には、発音から学習すると効果があります。 |
「英語の音」とは、1つ1つの発音だけではなく、リズムとイントネーション、スピードなどの要素が一体となったものです。
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「読めば理解できる」という場合には、約10個の母音とイントネーションのポイントを覚えるだけで改善の糸口がつかめます。
初級者の場合は、正しい発音の他に、くだけた発音を学習することも重要です。
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リスニングとは、音声を聞きながら、頭の中の音と照合して意味を理解することです。
英文を読みながら、英語のまま理解することを「直読直解」と言いますが、リスニングの場合は英語を聞きながら、英語の音で理解する「直聴直解」がゴールです。
次の例を参考にしてください。 |
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無理なリスニング方法 |
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英語をカタカナに変換し、更に日本語に訳してから理解するという訳読方式ではリスニングになりません。テストで点は取れても実用性に乏しく、論外です。
【対策】
発音と直読直解を併せて学習する。
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← カタカナ発音になる理由
日本人は英語が苦手ではなく、
カタカナ発音が英語を苦手にさせる。
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壁にぶつかるリスニング方法 |
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英語のレベルが上がると、日本語に訳さなくても理解できるようになりますが、その場合の音が問題です。
頭の中に英語の音がないと、日本語の音に変換してから理解します。そのために無駄な時間がかかり、ナチュラルスピードについて行くことは困難となり、「聞き取れない」という状態になりがちです。
【対策】
英文を英語のまま理解できる(読解力がある)場合には、母音とイントネーションを学習するとリスニングは大きく改善します。「直聴直解」を目指しましょう! |
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※数は少ない
英語の母音は数が多いとはいえ、リスニング上達のために必要な母音は10〜13個です。
それらの口の形と音を徹底的に攻略することが上達に直結します。
※一を知り十を知る
英語の母音を1つ覚えると、多くの単語に応用できます。1つ1つを反射的になるまで
繰り返し覚えると、想像以上の効果があるのです。
【例】
apple の a と、 fabulous, understand, ambition などの a は同じ音!!
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