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   「自分の発音が正しいかどうか分からない」
  今回は、この何度も繰り返される質問について説明します。

       さっそくですが、


     あ ・ い」、「う ・ え」と、声に出してみましょう。

    母音の場合、唇とアゴで音の違いを作りますが、ここではアゴ
    の下げ方を中心に話を進めます。日本語を普通に話せれば、
    唇はほぼ自動的に動くので、アゴを気にすればいいからです。


 
  ポイントはアゴです!

    30音DVDでは、同じ母音を複数のネイティブが発音するので、発音が人により、
    微妙に異なることが分かります。
    アゴの下げ方で音が決まるわけですから、人それぞれ異なるのは当然です。

    だから、発音に厳密な正しさを求める必要はないのです。

    では、いい加減で良いのか、というと決してそうではありません。
    微妙に異なっていても、許容範囲内であればいいのです。

    実用的には、
    match と much のように、文字の音が分かる発音、それが正しい発音ということが
    できます。


  「開く音」と「狭い音」を区別し、それが相手に
  伝わるように発音すること。 
   
    
 ↓ a-uo-u の区別をつけて発音していれば、 
 
  正しさの基準は自分作って良いのです!
  あなたが英語圏ネイティブにmatch, much, などと言って、
  相手がハッキリ理解してくれたら、あなたの発音は正しい、
  と確信してください。
  
  【注】もちろん、英語の発音は「開く音」と「狭い音」だけで、すべて何とかなる、とい
   うものではありません。両者を区別することが一つの基準になる、ということです。



    PS: Q なぜカタカナ発音は許容範囲外か?

          「狭い音」のアゴで「開く音」を発音しようとするから。


   

   

  これは日本語と同じような
   「狭い音」を発音する形。

   この形で下の形の音を発音
   するのは不可能に近い。

 
 
  


   


            アゴを下げればたちまち解決!!
                ※Amy さんの写真は「30音DVD」より転載

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