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     今回でやさしい発音講座の本編は終了です。

     何事も上達のコツは基本を守り、実行すること。
     正しい発音も、かっこいい発音も同様です。


    それでは基本を確認しながら仕上げてください。
    
■イントネーションと共鳴音
 まず、スピーカーをクリックして、響きの特徴を
 聞き取ってください。

  Do you drive?  Yes, I do.

 イントネーションは WaveSurfer が表示した破線がガイド。

 

 背筋を伸ばし、ノドを楽にして、ドーム状に声を響かせます。 


   Introduction. I'd like to be a pharmacist.

  ar はAmy さんの口を参考にしてください。
      a   →      r
 


   I'm not free this afternoon.

 この文で「英語の口」の感覚をつかんでください。

  not はこの形。

 日本語のアフターヌーンはこのくらいの口の動きで
 も発音できます(↓)。But


 英語の afternoon は口の動きが大きくなります。
      a -      -fternoon
  
             ※もう少し練習したい場合は →  こちら

■おわりに
  この講座は2003年の12月、乱雑になったQ&Aを整理し
  ようとしたことが発端です。

  質問メールと掲示板に書き込まれた質問をワープロに転写。
  「子音と母音、イントネーションなどの主立った項目に分類
  すればすっきりするだろう」、が大誤算であることに気づい
  たのは、200ページ程になった頃。

  質問も1000を超えると無数に思えてくるし、分類できないも
  のも数多くなり、整理しようとして混乱が始まり、収拾がつか
  ない。相手はたかが発音。これはおかしい。原因があるはず。

  打開策のヒントになったのは「開く音」に関する質問。
  ”アゴを下げるのは「あ」よりも指を一本分か、それとも「お」?”


               

  これで見当が付きました。早い話が1つは説明不足。
  30DVDを見れば分かる、との思いこみを深く反省。

  もう一つは、
  質問をする人に、音そのものが入っていない場合には
  指一本だけが基準となり、求める正解にはたどり着けない。

  その他の質問も、形は違うが原因は共通していることに
  ようやく気づいたのです。

  たとえば、イントネーションが違っている場合には、いくら
  正しく発音してもお手本のようにはならない。熱心に練習
  するほど謎は深まり疑問は増える。自分ではどうにもなら
  ない。しかし、違いの原因が分かればな〜んだ、というこ
  とになる。

  というわけで、この講座は match - much から始めた次第
  です。

  長くなりましたが、英語学習の原点は発音であり、それを身
  につけることは比較的に容易である、とお伝えしたつもりです。


  ※ご意見ご質問は30音掲示板にお願いします。

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