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     子音のコツはスピード、これにつきます。
     息を速く吐き出すと、ハッキリとした鋭い子音を発音できます。

     この簡単明瞭にて有効なコツについては、30音のあちこちにこれでもかという
     くらいに書き、30音DVDでもそのように解説し、実演までしてもらっています。

     発音トレーニングをして驚くのは、みなさんの息のスピードが遅いこと。
     おおむね日本語と同じスピードで息を出すので、音が弱い。
     母音に負けてしまう。
     ・・・どういうことかは、体験レポートの、トレーニング前後の発音でご確認下さい。

     それでも、どこかつかみきれない、という方は下記を参考にしてください。
     子音は南房総まで来なくてもモノにできるのです。


   
     発音とは、吸い込んだ息を吐き出して作る音声のこと。
     一つ一つの音声には、それぞれの形があります。

     子音にもやはり決まった形があります。
     Amy さんを参考にして、まず、形を作ってみましょう。


■口の形を作る
    英語は、この基本形が大切。
 [s]の形。
 基本形のまま、唇を少し離して、上下の歯を
 合わせる。
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■スピードを聞き取る
 次は音そのものを聞き取る練習です。 スピードの違いを聞き取ってください。
     ・日本語の[s]  遅い

  通じる発音だが、このスピードでは母音に負ける。

     ・英語の[s]   速い!

  この息のスピードがハッキリした英語らしい子音の秘訣。
  万一、両者が同じように聞こえたら、
   もう一度聞き直してください。


  違いを聞き取ったら次の、文中での息のスピードを 
  聞き取ってください。

■ 強い子音のお手本

   1. Abolition of the consumption tax.

   2. Their achievements have made the world
     a better, healthier place.

   3. A start was made in the abolition of slavery.
   consumption tax, achievements, start などに
      じっと耳を傾けてください。

■発音してみよう!

              さて、これからが本番。
  Amy さんのように歯を合わせて、
  その隙間から息を思い切り速く吐き出して
  [
s] を発音してみましょう。

  case, place[s], tax[ks]
  ■重要ポイント■
  ※舌の歯は、わずかに内側に入る。
  ※肩の力を抜き、腹筋を使い、息を思い切り速く吐き出す!
       [s] をお手本のように発音できたら自信を持ってください。
         子音の攻略はもうすぐです。

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