30 On Training Reports


  #8
TN さんの場合  TOEIC 440
  

 「会社員。三重県に住んでいます。
 昔から発音トレーニングを受けたいと思っていたのですが、再開
 されたと聞いて居ても立ってもいられずメールしました。

      
 もし3日間トレーニングができるのであれば有給を使って3日間
 行いたいです。」 

 ということでトレーニングとなりました。



 30音トレーニング 体験レポート


「新・30音トレーニング」を申し込んだのがトレーニングの約2週間
前でした。先延ばしにしていたらどうせ30音DVDもやらないだろうし、
まあ何とかなるだろうという見切り発射で申し込みました。もう少し
余裕を持っていたかったです。

メール交換とか掲示板の書き込みとか見ていて最初 udaさんに対
しては厳しい人というイメージを持っていました。それがお会いしてみ
ると、人のよさそうなおじさんでそれほど緊張もせずやれたと思いま
す。ただudaさんには緊張しすぎていると言われてしまいました。

 電車の路線が複雑で車内のアナウンスも聞きづらく、
迷いに迷って、初日かなり(3時間)遅れてしまい時間のロスをしてし
いました。やはり遠方から行く場合は前の日に着いているのがベスト
でした。

                    *


過去の「30音体験レポート」を見ていると、かなりの人が同じように
子音が弱い、イントネーションができていないという指摘を受けていま
した。

「何でそんなことができないのだろう?子音を強くすればいいじゃん。
イントネーションつければいいじゃん。」正直そう思っていました。そし
て、自分ではある程度できていると思い込んでいました。

それが発音トレーニングの初日に自分の声をパソコンに録音してお
手本と比べてみると、まったくできていないのです。それと鼻音もき
ちんとできていると思っていたのに、「鼻にかかりすぎていて何を言っ
ているのかわからない。まだカタカナ読みしたほうが通じる」と言われ
てしまいました。

3日かけてこの癖は直り(直っていると思います)これだけでもトレー
ニングに来た甲斐がありました。

トレーニング中「子音を強く」や「イントネーション」「鼻にかけない」に
気をつけていてもR や I の音、開く音などに注意を払うと急に子音が
弱くなったりイントネーションの強弱がなくなってしまいました。

他にも In that case, の a に注意を払うと他がしっかり言えない。
こんな繰り返しでした。また、school を言おうとしても鼻にかかって
正しく言えず l、ool、chool、school、と言うとようやく正しく言えました。
(確かピンズラーの教材がこんな感じだったような?)


最終日に「30音DVD」の使い方を習って終わりました。普通に聞き
流していてもきちんと聞くことは出来ないので、1つの文でも単語単
位で繰り返し、聞こえてマネができるようにします。

自分の場合DVD1の「Part2 子音」と、DVD2の「Part4 自分で出来
る発音チェック」「Part5 英語の音声変化」それが出来たら「TOEICの
リスニング問題」をやるよう進められました。

ただ自分が持っているDVDはちょっと巻き戻すつもりでも1章巻き戻
したり、ゆっくり巻き戻すのにも大変な手間がかかってしまいます。

そこで録音のできるカセットデッキを買うように勧められました。
ところが家電製品店に行くとカセットデッキはもうどの店にも売ってい
ないと言われ、自分の声が録音できるものはウォークマンしかありま
せんでした。

発音トレーニング後の変化ですが、今まで英語は子音を強く母音を
弱く発音していると聞いても、「ああ、そんなものか」ぐらいの認識しか
ありませんでした。ところがトレーニング後に英語を聞くと耳障りなくら
い子音が強く発音されているのがわかりました。同じ教材を使ってい
ても全く別物に感じます。

とりあえずこれからは30音DVDで練習して2003年1月に受ける
TOEICがよかったらカセットに録音して「発音診断」をお願いしようと
思っています。
 

 My ひとこと

TNさんは初日、3時間i以上も遅刻。しかも乗り越して、終点まで
行ってしまった。そして2日目も1時間以上の遅刻(合計すると
通常のトレーニングほぼ1日分)。
        
トレーニングは順調だったので、ま、OKでしょう。
今後の課題は「量」です。

      
  
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