30 On Training Reports


  #68
くろしろさんの場合  TOEIC 845
  
   「25歳から27歳にかけてアメリカのジュニアカレッジに通い卒業。
   その後、アメリカ企業で秘書業務、イベント業界で翻訳、簡単な通訳
   業務を通じて英語を勉強。

   現在は英会話教室を開き、教えさせていただきながら、引き続き勉強中」

   「英会話教室の生徒たちが始めて触れる英語は、私の英語である場合
   がほとんどなので、その責任を果たせるレベルになるべく早くたどり着く
   必要があります」
 
   ということでトレーニングとなりました。

 30音トレーニング 体験レポート

 トレーニングの最初に、トレーニングでの希望を書くように言われ、
 次のように記入しました。

 ・自分の欠点の指摘。
 ・発音指導の仕方。

 私の欠点はイントネーション。
 個々の単語にもイントネーションがあり、それを無視しているので、
 その集合体である文章のイントネーションは押して知るべし。

 勝手に創作せず、音をよく聞いてイントネーションを身に着けること、
 と指摘していただきました。そして波形ソフトの使い方として、ひと
 つの単語の中での子音と母音のバランスをみる、開く音の一つの
 母音内での変化を聞く、など、細かく聞いていくために使うと良い
 とのこと。

 また、トレーニング中、「n 」の音が波打つように変化するのを聞か
 せていただき新たな発見でした。また、聞くときの注意として、音を
 音としてのみ聞くようにすること。

 意味、内容の理解にとらわれるとカタカナ、スペルなどに引っ張ら
 れ、実際の音を聞いていない、とのご指摘も頂きました。

 純粋に音を聞いて100 の文章でイントネーションを身に着けようと
 思っています。他にもいろいろあるのですが、私の場合はまずイ
 ントネーションが当面の課題です。

                     

 「発音指導の仕方」に関してはまず息のスピードが速い音たちを
 マスターしてもらうこと。そのトレーニングとしては「s」の音を1秒間、
 言えるようにしてもらうこと。その際、息のスピードが遅い例と比べ
 て聞かせると良いとの事でした。日本語の「s」とは明らかに違う音
 であることを認識して、鋭く発音できるようになってもらうと息を破
 裂させる音なども習得しやすくなるということでした。


 様々のトレーニングをしていただいた中で、英語の子音と母音の
 バランスについては、相手の方にとってわかりやすく発音するた
 めには日本人は母音を押さえ気味に子音を鋭く、という心持で発
 音するよう心がけると近づくかな、と感じました。

 また、ネイティブのスピードが速くてわからない、と思ったらそれよ
 りも早くいえるようにしてから聞いてみると、同じものとは思えない
 ほどゆっくり、はっきり聞こえるということも体験させていただきま
 した。単語単語に区切ったりせず、そのまま、もしくはより早くイン
 トネーションをまねて言えるようにするとネイティブのスピードでも
 個々の音が聞こえてきます。遅くして練習していても聞こえるよう
 にはならないのです。
                     

 本日のトレーニングで教えていただいたことを活かし、自分も生徒
 たちもこんなに上達しました、と一日も早く先生に報告できるよう
 がんばりたいと思います。
 受講記念にいただいた「がんばる ゆうちゃん」携帯ストラップを
 いつも手元において。


 My ひとこと

  くろしろさんは、とにかくイントネーションが課題。解決策は、英語
  のメロディー、強弱を聞き取ること。そのためには波形ソフトが役
  に立ちます。

  くろしろさんの英会話教室でも、30音DVDをたっぷりご活躍ください。
      
      
  
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