30 On Training Reports


  #62
Machikoさんの場合  TOEIC 650 (L 410、R 240)
  
  「以前より、発音トレーニングが再開された折には絶対にお願いしたいと
  思っておりました。音読練習して、スピーキング力を伸ばしたい、その前
  に発音!と発音にこだわっています」

  ということでトレーニングとなりました。

 30音トレーニング 体験レポート

  はじめに

  発音トレーニングを受けさせて頂きまして、どうもありがとうござい
  ました。目から鱗の体験でした!
  以下、長い前置きと発音トレーニングのレポートです。


  前置き

  先生のHPを知ったのは、昨年の8月。
  一通り読ませていただいて、すぐに30音DVDを購入しました。
  「ネイティブのように自然な発音をしたい!」と強く思っていた私は、
  帰国子女が羨ましくて仕方ありませんでした。

  帰国子女じゃなくても、正しい方法と努力次第でネイティブのような
  発音が出来る!と知ったときには本当に嬉しくて仕方ありませんで
  した。また、先生の「私のアメリカ体験記」は大好きで、何度も読ま
  せていただきました!

  リスニングクイズは、初めは本当に何を言っているのやら、さっぱり
  でした。難し過ぎるのじゃないか、と思いました。
  でも、これが日常の会話なわけで……やるしかない!と思い立ち、
  昨年の10月半ばからディクテイションを始めました。

  なぜディクテイションかというと、聴いているだけだと、正解を見てから、
  うん、そんな感じに聴こえてたような気がする、となってしまい、自分
  が何をどう聴き取れていなかったか分からないためです。

  発音にこだわる割に、地道な努力?の苦手な私は、DVDは数回しか
  見ず、先生のHPの「やさしい発音講座」etcから、気の向いた時に学
  びました。
  でもリスニングクイズだけは、ほぼ毎日(更新のたびに)ディクテイショ
  ンしていました。そのお陰で、以前よりは大分聴き取れるようになっ
  たと思います。しかし、基礎?がない私は、どうしても"勘"の領域か
  ら抜け出せないでいました。

  そんな6月のある日、突発性難聴になってしまい、大好きだったリス
  ニングクイズも出来なくなってしまいました。英語(リスニング)から離
  れなければならないというのは、耳が壊れたこと自体よりも、ものす
  ごくショックでした。

  このとき、私の生きがいは英語なのだ!と失って?から気づきました。
  (以前は趣味と思っていました。)
  ネイティブのように自然な発音をしたい!!!と思っていた私は、
  突発性難聴が治るのか治らないのかも分からず、もうリスニングも
  発音練習も出来ないかもしれない……と思って落ち込みました。
  (お陰様で、今はもう大分治ってます!)

  リスニングクイズは出来なくても、先生の日記を拝見させてもらいつ
  つ、HPにはよくお邪魔していました。そして何気なくみた発音トレー
  ニング、再開されているではありませんかっ!
  再開の折には必ず!と思っていたので、さっそくメールを出して、
  お願いしました。


  
  やっと発音トレーニングのレポート


  1週間前から課題文の練習をしました。 
  自分の声を録音して聴き直して練習しました。
  何か違う……でも自分なりに"そっくりに真似"しているつもりで本番へ。

  緊張もあり、課題文の音読は散々でした。
  でも先生に「マイペース過ぎる!」と指摘されて、どこがどうオカシイのか
  説明してもらうまでは
  「まぁまぁかな」などと思っていました。(恥ずかしい……)

  私の場合は、
  1.単語と単語のつながりが聴き取れておらず、ぶった切っている。
  2.単語一つ一つの発音を、聴いていない。
  3.開く音を出すとき、舌が動いて不安定。喉や胸に響かない。

  などの問題がありましたが、何より
  「ちゃんとお手本を聴く」
  ということが大事だと言われました。

  トレーニングを通して、聴いているつもりで全然聴いていない、という
  ことがよーーーくわかりました。
  それが出来ていないと、ネイティブの英語を自分のマイペースな英語
  に変換して聴いているため、いつまでたっても聴き取れるようにならな
  い、と言われ、納得しました。

                     

  ちゃんと聴くとはどういうことかを口で説明するのは難しいと思います。
  かく言う私も、トレーニングを受ける前は、自分の中では
  "ちみつに"
  "ちゃんと"聴いているつ・も・り!
  だったのですから。

  初めにメロディ(イントネーション)をつかんだら、次は文で聴いて練習
  するより、一単語づつ聴いて、それから単語と単語のつながりを聴いて、
  最後に一文を聴いて練習するのがいいかもしれません。

  ちゃんと聴けているかのバロメーターは
  "case"で分かる、と思います。
  あなたの"case"を録音して聴いて、
  次にネイティブの"case"(一単語のみ)を聴いてみてください。

  ネイティブの発音はこちらからどうぞ。
  http://vhost.oddcast.com/vhost_minisite/

  ネイティブのように発音出来ていれば、その"ちみつさ"で聴いて真似し
  ていければOKなのだと思いますが、"違う"と気づいた方は、その"違う"
  はあらゆる箇所で起こっていて、結果的に"マイペース"過ぎる発音に
  なっていると思います。

  私は、100文くらいは、"丁寧にちゃんと聴いて"練習するべき、と言われ
  ました。波形ソフト(体験版は無料!)をDLして、今は、一日一文、3ヶ月
  コースでやっています。(のろいなぁ)

 My ひとこと
Machiko さんの気合いは十分。飲み込みも覚えも早い。
しかし、一日一文では量が不足。
もっとたっぷりこなす方が上達します。頑張りましょう!

      
  
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