30 On Training Reports


  #51
あつしさんの場合  TOEIC 915
  
 「2年間、ロンドンにて英語学校に通っていました。それ以前は、
 英語を苦手としており、特に発音とリスニングに関しては全く
 勉強をしていませんでした。

 現在、外資系メーカーに勤務。

 欧米人と会話する機会は多いのですが、残念ながら、自分の発音
 が通じていない場合が数多くあります。また、リスニングに関しても、
 ネイティブ同士の会話や映画のセリフにいたっては絶望的に聞き
 取れません。9月よりアメリカの会社に転職します。」

 ということでトレーニングとなりました。

 30音トレーニング 体験レポート

 外資系のメーカーに勤めていることから、週に3回ほど、会議や
 プレゼン、電話会議で外国人(アメリカ人、台湾人、ドイツ人等)
 と会話する機会があるのですが、特に電話会議で自分の言っ
 ていることが通じていないことが数多くあります。それも簡単の
 文章や単語が理解してもらえない。

 40歳を迎える今年、遅まきながら30音DVDで、相手にストレス
 無く意思疎通を図れるレベルを目指して勉強しています。ただ、
 中学時代から、発音・リスニングが苦手で毛嫌いしてきたので、
 自分の発音には本当に自信がないんですよね。

 今回のトレーニングでは、
 1.自分の発音の問題点の洗い出し
 2.今後の勉強方法
 を目的に受講しました。

 自分なりに課題文を練習してきたのですが、先生からは
 「例文をまったく聞いていない。この状態で一生懸命練習しても
 効果は無い」というお言葉。

 波形ソフトを見ながら説明を受けると、自分の発音、イントネー
 ション、リズムがお手本と違うことが一目瞭然でした。

 その他の問題点としては
 1.語尾のLMNが弱い。もっと長く。HomeのMをSのように早く。
 2.不定詞のtoを強く発音しすぎ。
 3.冠詞を独立して発音している。後ろの名詞と同じ強さで発音している。
 4.「開く音」の、音の変化が足りない。
 5.他の母音を長く発音している。
 6.口の動きが遅い。
 7.単語レベルでイントネーションを真似る必要がある。

 ということでした。
 とにかく、「お手本をよく聞く。真似る。」ということが、どういうこと
 なのかが良く分かりました。これが私の一番の収穫でした。後は
 問題意識をもってお手本と自分の音を聞き比べて、真似るのが
 一番の近道だと痛感しています。漫然と30音DVDを聞いていた
 のが恥ずかしい。

 リスニングも苦手で、速い文章はまず聞き取れません。
 これが、早口での練習をした後では、驚くほど、はっきり、ゆっくり
 と聞こえるのには感動しました。これがリスニングの練習には一番
 のようです。

 今回のトレーニングで自分の問題点と今後やるべきことがクリア
 になりました。先生、ありがとうございました。 


 My ひとこと

あつしさんは仕事で英語を使うので、通じる発音と、実戦的なリスニング力が
必須。そこで、何をどうすればいいか、を中心にトレーニング。
    
まずは緻密に30音DVDを活用し、必要なことを補えば、TOEIC 915の実力を
フルに発揮できるでしょう。

      
  
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