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昨年の12月27日、暮れも押し迫った時期にUDA先生に無理をいっ て30音トレーニングの時間を作っていただきました。その後、忙し いことを言い訳にして、レポートを書いていなかったのですがやっ と皆さんに体験談を報告することができます。
UDA先生に指摘された内容で大きい点は以下の通りです。
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1.子音(特にS,L,K)が弱い。
2.開く音ができていない。
3.イントネーションができていない。
4.音を切っている。
5.スピードが遅い。
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1.子音については、3秒間、S と L
を強く発音するように言われました。
これが結構きつく、自分は3秒ぐらい発音したと思ってやめるとまだ 2秒間しか経っていないと指摘され、何度もやり直しをしました。
また、その際の発音の強さも自分が今まで練習していたよりももっと 強くしなければならないことがわかりました。30音DVDでエイミーさん が発音しているより倍くらいの強さで練習したほうがよい感じでした。
文章中で子音の発音強化を練習するのには、ささやきトレーニング がよいと思います。その方法については、他の体験談で何度も説明 されているのでここでは割愛いたします。
2 開く音については、自分ではできていると思っていたのですが顎の 下がり方が足りないと指摘されました。また、音を出す位置が前過 ぎるという指摘を受けました。
息を吸うと咽の奥でひんやりする所があるので、そこで音を出す感 じで発音してくださいという説明を受けました。
トレーニング中は、できたりできなかったりだっだのですが、家に帰 ってDVDを見ていて気づいたのは、鼻にかけて発音するようにする と自然と咽の奥のほうで発音できることに気づきました。
その後、映画等を見ていてネイティブが話す発音を聞いていると鼻 にかけた発音をしていることだということに気づきました。
3.イントネーションについては、自分ができていないという自覚があっ たので先生に色々と聞いてみました。
先生によれば、文章中で強調したいところは長く発音し、そうでない ところは短く発音する。また例外はあるものの、一般的には強調す るところは高い音になり、そうでないところは低い音になるとのこと でした。
ここで、気づいたのは全く同じ英語の文章を読む際でも強調したい ところが違えば、イントネーションが変化するということです。
「発音を練習するときにはその場をイメージして発音することが大事 である。」と書かれていたのを読んだことがあるのですが、このとき にその意味がわかりました。
例えば、”you shouldn't beat
hisdog.”
という文章において、"you" を強調すると「あなたが犬を叩いてはいけない。」とい意味になりま すが、shouldn'tを強調すると「一般的に犬を叩くべきではない。」 という意味になるのです。
この点をわかって練習しないとネイティブと話しているときに自分の 言いたいことが正確に伝わらないですし、聞く場合には、正確に相 手のいっていることが理解できないということになります。
4. 音を文章の意味で切ってしまっている。
これは、日本で英語教育を受けた者の宿命を言えるかと思います。 例としては、In
that case,
you......のところで、私は[s]と[ju:]を切って 発音してしまうのですが、お手本はつなげて発音しているのです。 この点は、英語を聞くとき、真似するときによく気をつけ聞く必要が あると思います。
5. 英文を読むスピードが遅いと指摘されました。
私は、リスニングが苦手で早い文章が耳に入ってこないのです。 これは、たぶん自分の発音するスピードが遅いということが一つ の理由なのだと思います。
トレーニング中に、10個ぐらいの単語から成る文書を聞かされまし たが最初はよく聞こえませんでした。 しかし、その文章を何度も 早口で練習した後に聞くと余裕を持ってクリアーに英語が耳に入 ってくることにとても感動しました。
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以上の点は、他の方の体験談にも共通してでてくる弱点だと思い
ますが、逆にいうと、基本的なボキャブラリーや文法が身について
いることを前提とすれば、この点を解決すれば英語がネイティブの
ように話せて、聞こえるようになるということなのだと思います。
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今後は、この点を改善することを意識して練習していきたいと思います。
UDA先生、年末のお忙しいところ時間を割いていただきどうもありがとう
ございました。今後もよろしくお願いいたします。
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