30 On Training Reports


  #41
ヤマモトさんの場合  約2年前のTOEIC 920
  
  
 現在ドイツに在住のヤマモトさんから英語でメールが来たのは昨年
 11月初旬。
 
  ドイツに行った理由は、

 ”One of the reasons of my transfer was to learn how to work in
 real international surroundings using English. I am now working
 here in Germany in English with a lot of European colleagues,
 and am living with an English guy sharing an apartment. However,
 I still have difficulty in istening to English.

 I assume the main cause of this difficulty is my poor skill of
 recognising English sound, first of all R and L..

 I am pretty sure that improving the skill to recognise English
 sound would be the key to improve my English skill as a whole.

 In addition, I have interests in learning German and I am sure
 improving the pronunciation for English would help me a lot in
 learning German as well.

 PS: I have not tried 30 on DVD."


 ということでトレーニングとなりました。




 30音トレーニング 体験レポート

 <前略>

 体験レポート書いてみました。
 みなさんが細かくレッスン中に指摘されたことなどを詳しく述べられ
 てるようなので、そういう書き方はやめてみました。どっちかという
 と推薦文みたいになってます。

  30音トレーニング・体験レポート

 ヤマモトです。ドイツに在住しながらアメリカ企業でエンジニアをし
 イギリス人と同居して一年半が過ぎました。こちらに来る前には
 そのアメリカ企業の日本支社で6年働き、英語もTOEICで920の
 スコアが取れるほどになっていました。

 しかし、「TOEICのスコアの割りにうまくコミュニケーションできない
 し、なによりなにより英語が聞こえない。。。そらコミュニケーション
 以前のもんだいやわなー。TOEICのリスニングはほぼ満点なの
 に、、、」。 

 このままではいけない。外国に脱出だ、とドイツ(なぜ英語圏じゃ
 ないかって??いろいろあるんです。。。気にしないでください。)
 に来てみました。

 半年も経てば、洋画だってなんだって聞こえるようになってるはず
 でした。仕事は英語。同居人はイギリス人。なのに、やっぱり英語
 は聞こえません。。。。うーーーん。。。。

 聞こえない理由は頭ではわかっていました。僕の中に英語の音を
 持っていないから、です。R を聞いてもLを聞いても、「ラ」にしちゃ
 ってるんです。この癖も外国に住めば直ると思ってました。
 甘かった。。。。

 考えてみてくだされ。
 英語を勉強して20年以上経ちます。20年ですよ。
 その間に、とてつもない時間を英語に費やしたはずです。

 なのに、もっとも基本ともいえる、英語の音すらいまだに身につい
 ていない。。。。。うぅぅぅーーー。自分が悪い部分もあるでしょう、
 たしかに、けどね、僕が思うのは、 「日本の英語教育って、どれ
 だけ非効率なんでしょう」ということです。

 何かいい方法無いんかいな!!!
 20年たってもその言語の音が身についてないなんて、なにかが
 根本的に絶対的にまちがってるはずです。その気になれば、いい
 方法があれば、半年もあれば十分身につけられるはずです。
 無いんです。日本には。
 日本人向けの英語の音を覚えるプログラムが。

 日本の英語教師で、英語の発音を教えられる先生はいないんで
 す。大問題だと思っていました。「このままの方法では、多分死ぬ
 まで聞こえない。」まじで思ってました。そしてUda先生のレッスン
 受けに日本に帰ったわけです。

                

 トレーニングでは、20年も勉強して、まったく気がつかなかった
 ことを山ほど気づかせてもらいました。

 最初にいただいたお言葉は
 「外人泣かせの英語ですね(悲)。920点ですか、、、、(泣)。」
 。。。。。。具体的にどうだったかはみんな書いてるのでいちいち
 書きません。。。

 そして、レッスンを受けて2週間ほどたち、二日に一時間ほどづ
 つ30音DVDを観ています。母音を集中的にやっます。
 まずは母音だー。まだ、「もう発音は大丈夫」とは言えません。

 しかし、「これを続ければ必ずできるようになる、それもかなり
 近い将来、一ヵ月後とか」という強い確信があります。DVDも
 すばらしい教材ですが、やぱり直接トレーニングとの相乗効果
 は大きい気がします。

 僕は考えます。このトレーニングを英語教育の最初期に広く実施
 できないものか、と。かなり体系だっているし、みんながその重要
 性に気づきさえすればいいはず。

 (英語をそこそこできる人ほど気づいてる
 んだけど、できない人は気づいていなかったりする傾向あり。
 これもかなりおかしい、はてには、カタカナ英語で十分だ、とか
 頭に血が上ったとしか思えないことを言い始めたりする。。。。
 日本の英語ばんざいです。)

 なんとか、これを日本の英語教育のメインストリームに組み込め
 ないものでしょうか。これは大きなビジネスになりうると思います。
 僕も口コミでそれを後押ししたいと思います。

 そのためには、まず僕がいい発音を身につけないと。。。。
 がんばります。
 ありがとうございました。



 My ひとこと

事前の話では、ヤマモトさんはL と R がよく分からないので
英語が通じにくいし、聞こえにくい、とのこと。
実際に聞いてみるとそうではなく、障害の主な原因は「開く音」
と「狭い音」の区別がないことと、不自然なイントネーション。

     ※通じない原因に関しては発音講座をご参照ください。

課題文
トレーニング前 発音トレーニングをしていない、ということはよく分かる
が、これでは本人も周りの人も困るのは無理もない。

トレーニング後 これならば円滑なコミュニケーションが可能。

ささやきトレーニング後 ここまでくれば男性的な声が生きてきます。
課題のイントネーションも遠からず改善されるでしょう。 





      
  
Copyright (C) 2005 Yutaka UDA. All rights reserved. 著作物の無断掲載、転載を禁じます。