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■はじめに
コンピュータ業界で働く30代前半のエンジニアです。
昨今の企業のグローバル化にとうとう自分も巻き込まれてしまいました。
当時は、TOEIC330がMAXでした。
■英語の学習と壁
インターネット上で集めた情報を元に、2011/01から、
単語学習やオンライン上のSNS型学習、SKYPEでの英会話などをしてきました。
8月に受けたTOEICでは、535(L:310,R:225)だったので、いまのやり方で問題ないと思っていたのですが、実際に現地人と集中してやり取りする期間のあった11月に、いざっと張り切って望んだものの、聞き取れず、理解してもらえず(話せずではない)で、かなり苦い思いをしました。
また、TOEICのヒアリングにしても、今までは単語自体がわからなかったのですが、今は、言葉が何処かに吸い込まれて行ってしまいいつの間にか聞こえなくなってしまっているような感覚を受けるようになりました。
ここで、日本人(発音)を知らないネイティブに自分の言葉を伝えるには、音の練習しかないと思いました。
教材(発音PRO)を購入し、まず教材を把握するために軽く一周!していて疑問に思ったことが少しあったので、HPなどで情報を入手していると、なんと!トレーニングをしていますとの文字が!
連絡を取ったらあっさり承諾していただいて、すぐトレーニングに至りました。
■トレーニング
課題文を事前にいただいていたので、まずはそれを聞いていただくことに。。
『てんでバラバラだよ。。』
自分自身意味がわからずじっとしていると、懇切丁寧に解説が始まりました。トレーニングルームには、音声を波形で測定するソフトがあり、それを見ながらの解説になりました。
まずは、リズム。『In that case』これしきのことが、『てんでバラバラ』らしいのです。大事なことなので2回言いました。
文字で表現する事は難しいのですが、ネイティブは、文に強弱がないと、すごく理解しづらいらしいです。何度か練習して頂きましたが、自分の想像以上にthatが高音です。恥ずかしいくらいに。また、文の最後も自分としては普通に(完全に日本人の感覚として)答えてるんですが、怒っているように聞こえるようでした。
更に今度は、個別の発音の指摘に。
I・・・『また、イになってる』(はい、すみませんでも勝手に戻ってしまうんです)
S・・・『まだ弱いなぁ』(かなり自分では強く言ってるつもり、が、波形ソフト見るとダメダメ)
L・・・『もっと鼻から出す感じ』(自分の中ではありえない感覚、割りきってやったらなんとかよさそう)
R・・・『口をとんがらせる!』(まだとんがらせるの???)
などなどたくさん。
また、私の持つ素朴な疑問にも答えて頂きました。
どうも個別の『音』の時はなんとなくできている気がするが、それが『単語』となったり、
『文』になったりすると、カタカナ英語になってしまうんです。と相談したところ、
『そうなんだよね、書いてあるのにやってくれないんだよね』と嘆きつつ、
まさにそういう方に向けた教材『英語音感ドリル』を執筆中で、幾つか紹介して頂きました。
例えば、『get a grip』本当はカタカナじゃ書いちゃいけないんでしょうが、
『ゲット ア グリップ』ですよね。
と思った方、間違いなんです(泣)
これをカタカナで理解していると、聞いてもわからない、話しても伝わらない。
というまさに自分が困っていることそのものでした。
話を戻して、練習してくれないようなズボラ(?)でもできるように、スロー文
が用意してあり、まずはこれから練習スべしとおっしゃって頂きました。
もし、文を早くしていき、発音が付いて行かない場合、
ココが大事!、単語をしっかり早口でしゃべることを優先するのではなく、
イントネーションをあわせてから合わせる、とのことでした。
などなど、中味の濃い2時間となりました。
■まとめ
○日本語の常識は捨てる
横着しないでちゃんと聞き、そっくり真似る。当然それは日本人の感覚からしたら変!
○口の動きをまねる
音をまねるだけでなく、口をまねるのが大事。それこそ筋トレをやっている感覚で身につける。
○まずは発音
単語、英会話、音読などをやる前に、まずは発音。二度手間になる!
頭ではわかっていましたが、このトレーニングがなければ、決心出来なかったと思います。
■進め方
『英単語音感ドリル』を中心に、日本語の常識を捨てながらそっくりまねるようにします。
個別の音で口の動きや、波形を見たいときは『発音PRO』を利用して確認を行います。
上記を1ヶ月程度、一日1,2時間やってみようと思います。
また、困ったことや、質問はいつでも良いと温かい言葉も頂きましたが、
まずはこの結果を録音したものを聞いていただきたいと思います。
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■感想
UDAさんは人柄は、見た目の通り温かい人柄でした。
ただし、ポイントを突く時、眼光が鋭くなり、緊張感が溢れてきます。
今回、お伺いしたことにより、今後の独習自体にも、
今までより身になることとなると思います。
遅かったのか、早かったのか。私にはわかりませんが、今回の指導に感謝し、
熱く御礼申し上げます。
ありがとうございました。 |
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