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■発音とイントネーション(1) |
Q |
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イントネーションとは何ですか? |
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一般的には「抑揚」、つまり声の上げ下げとして理解されています。
UDA式でいうイントネーションとは、
抑揚、口調、発音、区切り方、話すスピードが含まれます。 |
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Q |
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イントネーションは発音とどう関係していますか?それとも別物? |
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密接に関わっています。
1つ1つの発音がつながり、単語や文になるとイントネーションが
生まれます。
イントネーションが適切でないと、次のような症状が生まれます。
・英語を聞いても覚えにくい。
・発音や文法が正しくても、とても不自然に聞こえてしまう。 |
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Q |
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イントネーションを学習することは大事? |
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はい。言葉を身につけるためにはとても重要なことです。 |
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Q |
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わざわざ学習しなくても、話すときに意識すればいいのではないでしょうか? |
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それができればいいのですが、できないのが普通です。
日本人が英語を言うと、イントネーションが平坦になりがちなのです。
1度イントネーションのポイントをつかめば、いつでも応用できるようになります。
30音DVDはイントネーションの解説・練習もできるようになっていますので、
お役に立てるでしょう。 |
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Q |
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初めは、ゆっくりしたスピードのやさしい英語の教材を使って、イントネーション
を勉強したほうがいい? |
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イントネーションの学習は、取っつきやすい「ゆっくりしたもの」よりも、
簡単なドラマや映画の英語をお奨めします。
難しすぎるものには手を出さないように注意して下さい。
ゆっくりしたものは、あいまい母音が強くなったり、
ナチュラルスピードのものとはちょっと異なるからです。
特集・あいまい母音が参考になると思います。 |
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Q |
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イントネーションはあいまいでよくわかりません。
イントネーションがわかるようになるにはどうしたらいいの? |
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イントネーションに焦点を絞って練習してください。 |
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Q |
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習得のためのコツはありますか? |
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お手本の英語と同じ速さ、同じイントネーションで言うようにするには
細かく区切って練習すると効果的です。
この練習方法は
30音DVDの disk 2 と
「英語のリスニングは発音力で決まる!UDA式30音練習帳」の
パートUで詳しく解説してあります。
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Q |
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日本語のイントネーションと英語のそれとの違いは何ですか? |
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英語のイントネーションは、強弱と起伏の大きいメロディーが特徴です。
日本語より音の高低差がずっと大きいです。 |
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Q |
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どういう人が勉強すべきですか? |
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英語を学ぶ人全員に必要です。 |
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Q |
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私はスピーキングの時、抑揚をほめられます。さらに練習を
する必要がありますか? |
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あなたのイントネーション次第です。目安として、次の条件のうち、
どれか2つを満たしていれば、あえて練習する必要はないでしょう。
1、映画の長くも短くもないセリフをリピートできる。
2、読むときに自然なイントネーションが頭に響く。
3、日本語と英語のイントネーションの違いを説明できる。 |
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Q |
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私は英語を勉強していますが、イントネーションまで手がまわりません。 |
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「言葉」は自然なイントネーションがあって初めて自然な「言葉」になります。
正しいイントネーションを覚える時期は、早ければ早いほど効果的です。
聞き取れるようになるまで、何百時間もかからないので、できることなら、
他の勉強を後回しにしてでも、すぐにイントネーションを覚えることを
お薦めします。 |