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「語学は使えば誰でも上達する」をモットーに、英語を使うチャンスを企画する
サークル GT から、「母音に的を絞った発音講習会」のご依頼がありました。
GT の主な活動。
・外国人との交流会や英語勉強会、また、専門家の先生を招いての講演会など、
英語学習に役立ちそうな事を色々と企画して主催しています。
・5月に福岡女学院大学、上田修先生 をお迎えして第一回英語セミナーを開催しました。
今回の講習会は「母音を中心」ということで、match や much などの、区別が
必要なものに限定した内容で行いました。参加者、約20名。2時間。
カナダ人の Andy さんが手伝ってくれるとので、まずはみなさんの発音チェック
から始めたのですが、ほとんど問題なし。つまり、講習を受ける必要はあまりない状態。
これにはいささか驚きました。
その後、日本人に英語の音はどう聞こえるかを波形ソフトで解説。
普通に聞こえているはずの英語は、実は日本語フィルターの影響を受けて、
少なからず日本語の音に変換されています。
無意気に行われることなので、自覚することはなかなかできません。
お手本をいくら聞いても真似できない、という原因です。
だからカタカナ発音は蔓延し、リスニングは難しいのです。
原因が分かれば治療はできる。発音という漠然としたものでも、仕組みが分かれば上達する、
というワークショップ的な講習を行いました。
母音だけに限定しても、2時間という制限の中では概略的になりますが、あとで頂いたご感想を
見ると方向性はとらえていただけたようです。
Andy さんの「シャープな R を発音するためには、必ず鼻に響かせる」という
解説が印象的でした。彼にとっては S も R もシャープな音だそうです。
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発音チェックや発音の解説をしてくれた
Andy さん。
写っていたのはこのうつむいている1枚のみ。
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講習風景。
デジカメの写し方を説明しなかったので、
写真はピンぼけばかりでした。
反省。
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