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1.教科書(またはそれに準じたもの)をスラスラ言えるようにする。 |
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英会話の基礎作りと「英語のやり直し」には教科書が最適です。
会話の練習には向いていますが、そのような英語だけで練習していると、
言いたいことは言えるようにはなりますが、リスニングの上達には
限度があります。ネイティブ 同士の会話や映画などは、いつに
なっても聞き取れません。
やり直し英語をしている方は、教科書は早く終わらせ、映画などの
生の素材を学習に取り組んで下さい。
資格勉強をしている人も、映画程度のスピードに慣れると、
聴き方に変化が生じてきます。とても有効です。
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2.映画でスピード感覚を養成する。 |
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遅い英語に慣れた人には「高速」すぎて、とっつきにくかったり、
聞き取れないのでおもしろくない、と感じるかもしれません。
また、「教材ほど整理されていないので、学習しにくい。」
「よく使う表現と、滅多に使わない表現の区別がつけにくい。」
などの難点もありますが、身近なところにネイティブ がいない場合には、
「生の英語」を学ぶためには、最高の教材です。
DVDは字幕を表示することもできるので便利です。
【映画での練習について】
欲張ると疲れたり挫折するので、
簡単なセリフ、言ってみたいセリフだけに限定し、練習すること。
練習の仕方は、自分で一時停止ボタンを押して、
区切って聞き取る。声に出して言う。
具体的には、リスニングQ&Aや、チャレンジ高速英語を参考にして下さい。
【映画を利用する利点】
・映像・シチュエーションがあるので、英語を覚えやすい。
・顔がアップになるシーンがあるので、マネしやすい。
・リスニングに絶大な効果が期待できる。
・ネイティブが使う表現がいっぱい。
・いざ、ネイティブと話をする場合、リアルタイムで
コミュニケーションをとることが可能。
・文化的なことも学べる。
【注意】
映画だけで勉強しなさい、と言っているのではなく、取り入れてみては、
という提案です。
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3.映画では取り組みにくい場合 |
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映画は解説もないし勉強している気がしない、やっぱり難しい、
という場合には、値段や、手に入れやすさを考えると、
CNN English Express(CDつき)をお薦めします。
訳もついていますので、理解を助けるでしょう。
CDには、もともとのCNNの音声と、スタジオ収録したものが入っていますが、
できれば、CNNそのものの音声を一時停止ボタンを押すなどして、
練習することをお薦めします。
なぜ、生の音声にこだわるのかというと、海外に行けば、そのスピードの中で
コミュニケーションをとらなければならない状況に置かれるからです。
初級者も上級者に関わらず、生の音声が基本になります。
また、はじめからナチュラルスピードの映画や、生の教材を使って勉強する
方が長期的には得策です。
*CNN の教材を取り上げたのは、あくまでも一例です。
いろいろな教材があるので、生の英語が収録されているものなら、
自分の好きなものでOKです。
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しめくくり |
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日本にいて、英語を上達しようとすることは、1日2日でできることでは
ありませんが、日々の取り組みは必ず成果としてあらわれてきます。
自分の部屋にいる時は、映画をつけておくなり、AFNをかけっぱなしに
しておくなり、生の音声の中で過ごし、大量に読み、大量に書くことを
日課としていたら、きっと上達するでしょう。
今はいろいろな教材、学習法がありますが、何をどのようにやっても
いいのです。たくさんこなすこと。正確に読める、正確に書けることが
必要なら、そのための勉強をすること。
この方法でいいのか、あの方法がいいのかまよう暇があれば、まず、
やってみましょう。
やることはたくさんあります。一つ一つをしっかりこなして、
ぜひ、「今日も英語生活、充実したなぁ」と言えるようになって欲しい
と思います。
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