30音トレーニング
酒井さんの体験レポート
酒井さんは TOEIC 820点 ( Listening 400/ Reading 420 )で、半年前に アイルランドに一ヶ月語学留学。そして留学を視野に入れて 「4/8 からアメリカに2週間ほど行く予定」だそうです。 |
体験レポートです。 事前に与えられていた課題は、 ・単語の語尾を発音すること。 ・声をノドの奥から、ノドの振動を感じるように出すこと。 ・子音を強めに発音する。 ということでした。 これらのことは確かに自分のテープを聞いて感じていたこと でした。 当日、追い討ちをかけるように、 「イントネーションがめちゃくちゃで、言語になっていない」とい われたときにはさすがにショックでしたが、落ち込んでいるわ けにもいきません。 一言でいって 「聞いているとおりに音を再現していないのが問題」との指摘 でした。しかし、頭でわかっていてもなかなか実行に移すのは 大変です。 まずは、アルファベットの子音を B から Z までひとつひとつ正 確にまねるトレーニングをしました。やはり全般的に発音が弱 いようで、 F, G => 息のスピードをもっと早く K => もっともっと強く M, N => 最後にうなる R => 音の終わりにむけて息を強くしていく。スピードをあげて。 V => F よりさらに早く という指摘を受けました。やはり R は難しかった!! 次に、発音診断で使われている9つの基本的な英文について、 お手本のテープとイントネーションをそっくりそのまま真似る、と いうトレーニングをしました。 「じゃあ、20分で完璧にコピーしてね」と言われて、Udaさんは 部屋を出ていってしまいましたが、私は、うまく真似ができず泣 きそうでした。 その後、Udaさんの前で発音してみても、 「う〜ん、ぜんぜん、お手本とちがうじゃない。自分がしゃべりた いようにしゃべっているだけだ」と言われ、実際、お手本を聞いて みるとそのとおりのなので悔しかったです。 でもなかばやけくそでやっているうちに、ようやく、鼻音やノドの 共鳴音が出せるようになってきて、そうするといかにも英語らし いので、驚きました。とてもうれしかったです。 緊張のあまり、声が上ずっていたのがまずかったらしく、「声を 低めに」という指示を受けてようやくそういう状態になりました。 ■ それにしても、途中、聞かせていただいた、他の生徒さんのテ ープには本当に驚きました。 小学生の女の子や高校生のテープを聞かせてもらったのです が、「ネイティブじゃないの?」という自然さです。私もがんばれ ばできるんじゃないか、と思い、がぜんやる気がでてきました。 今後の課題として、 はやく「30音」の基礎的なトレーニングを終え、英語の映画の 中から簡単な会話を拾い出し、発音およびイントネーションを 完全にコピーする練習をすること。 というご指導をいただきました。さっそく実行に移したいと思い ます。 ■ やはり、 「アメリカ人みたいに話すなんて、かっこつけてるみたいで恥ず かしい」という変な心理的抵抗があるみたいです。でも、アメリ カ人みたいに話さなければ、アメリカ人には自然に聞こえない のですから、これからはつまらないこだわりは捨てて、アメリカ 人の赤ちゃんになったつもりで、正確に発音およびイントネーシ ョンを真似したいと思います。 発音は、少しだけ共鳴音が聞こえてきて、奥行きのある声にな りました。ただ、語尾の子音を無意識に省略してしまうクセは、 時間をかけて直していかなければならないと思っています。 聞き取りについては、より細かい音が拾えるようになりました。 CNN の理解度が10 % (60 %-> 70%) くらいアップしたと思い ます。 |
途中でかなり参っていたようですが、結局、共鳴音の入った 発音になり、ほっとしました。後はできるだけたくさん「普通の イントネーション」を身につけ、声に出していればOKでしょう。 |
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