30音トレーニング
Mr.
Z の体験レポート
アメリカの大学院を卒業しているMr. Z. テープ診断では手に負えないので、直接トレーニング することになりました。 |
連休を利用し、今、巷で密かに話題となりつつある UDA式発音トレーニングを受けたので報告します。 まず、内房線の電車を某駅で下車すると、わざわざ Udaさんが 改札で待っててくれました。アメリカで10年生活し、発音に自 信を持っている人ということで、一匹狼のおっかないタイプをイ メージしていましたが、実際には気さくないい人でした。話はじ めると、「筑紫哲也を庶民的にした人」という感じでしょうか。 さて、30音で1〜2週間練習していた僕ですが、事前に送付し たテープによる診断では、 「イントネーションが壊滅的」という診断を受けました。 後で知りましたが、Uda さんは「これは直せるかどうか」心配し ていたようです。その原因は、僕が英語を聞こえたままに理解 せずに、自分の頭にあるカタカナ発音、イントネーションに引き 寄せて理解していたことに基づいているようです。 こんなことやってたら、どんなに英語のシャワーを浴びても英語 力は向上しません。(^_^); Uda さんの指摘を受けて本当によかったと思います。 ■ ひととおり子音と母音の指導を受けた後に、一人で15分くらい ラジカセを相手にして、お手本の ・発音 ・イントネーション ・スピード を「そっくりマネる」訓練をしました。 その結果、なんとか「劇的に改善した」という診断をいただき、 ほっとした二人は、そこからは飲み会になってしまいました・・・。 ■ 思い起こせば、 僕らの世代(ちなみに30代です)が受けた英語教育は、中学、 高校で文法、英文和訳を中心に行い、大学生又は就職活動の 際にあわてて発音、会話をはじめると思うのですが、順番が逆 なのではないでしょうか。 若い頃にこそ発音、イントネーションを重視すべきだと思うので す。 今まで僕も相当時間数、英語のテープを聞いたのですが、 音の強弱、上げ下げまでマネしたことはありませんでした。 単語が聞き取れれば、それでよしとしていたのです。しかし、 Udaさんの指導を受けているときに、 ・英語の発音 ・イントネーション ・リズム の大切さを痛感しました。 まさに「学ぶこととは真似ることなり」という格言(そんなの あったっけ?)を想い出しました。 ■ 二日目の昼には、ほめ言葉等の感情を込めた表現の発音を 練習しました。 ここでもまた驚いたのですが、僕の声質にも原因があり、僕が 心から感謝の気持ちを込めて発音した(つもりの)Thank you. は 「皮肉、いやみにしか聞こえない」という診断を受けました。 これは損です。 これでは、アメリカ人の女性をくどけないではないか!!! しかし、 「抗議するときには向いている口調」らしいので、気をとりなお してアメリカで弁護士でも目指すか??? とにかく、自分の声、発音を知ることは大切であり、自分の発 音をテープにとって練習することの重要性を痛感しました。 ■ 以上、好き勝手に書いていますが、僕の感想をまとめると、 この合宿で課題文の発音は飛躍的に「それっぽっくなった」 ものの、課題以外の文章の発音についてはこれからの努力 によるのでしょう。 むしろ、勉強の仕方に開眼したということに今回の意義が あったと思います。 なお、上記のほかに 「共鳴音については出ている」、 「Rは今後ゆっくり練習するように」、 「sh等の音は映画のビデオの女性のとおり」 (残念ながらアダルトではありません) などという指摘を受けております。 これから一生懸命努力して、また Udaさん宅に押しかけた いと思っていますので、よろしくお願いいたします。 |
・リスニングの障害となるカタカナ発音、 ・正しい文を言っても意図が伝わるとは限らない、 ・文のニュアンスを聞き取っていなかったこと、 などを理解して頂いたので後はお任せします。 今度ご来宅の際は、「明るいイントネーション」で お願いします。 |
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