30音トレーニング
宮崎さんの体験レポート
英語で論文を発表するという宮崎さん。お会いするまでは てっきり学生と思いこんでいました。来宅して初めて聞か せてもらった発音は、練習した形跡はあるものの、あちこ ち誤解が入ったものでした。 |
先日は有難う御座いました。 ハードディスクは大丈夫でしょうか? 以下は体験レポートです。 本を買って、学校カタカナ発音からスタートして、 10日ほどトレーニングを積んで千葉に行きました。 いくつかの母音や子音とか鼻に響かせるとか、 一方通行のCD学習では気付かなかったところを知ることが出来、 非常に感謝しております。 今回の直接指導で、どの音がどうなのかは教わりましたが、 次のことを自分の課題として頑張っていきたいと思います。
いづれも まだまだ頭でわかっていることを「体に覚え込ませる こと」ですので、トレーニングを積み重ね、課題テープを送りたい と思います。 今回 Udaさんとお会いして次のようなことを思いました。 池田さん(TOEIC最強の学習法、日本実業出版)や 市橋さん(話せるための英文法、研究社)の本に刺激され、 アメリカ口語教本とかで自己流の音読を繰り返せば TOEICの点は上がり、口から英語がスラスラ発せるように なるのかもしれませんが、それが相手に通じる英語とは限 らないと思いました。 つまり、相手に通じる英語には正しい発音およびイントネー ション、さもなくば日本人の英語に対する聞き手の寛容な 理解力が必要で、それがなければ定義上コミュニケーショ ン(意思伝達)でないとつくづく思いました。 ■ 最近日本の英語教育も音や会話を重視して、旧来の翻訳 から脱却しつつあるとは思うのですが、それはジャマイカ英 語やマレーシア英語のように、文法的には正しくても現地の 母国語に依存した英語への道をまっしくらで、 ジャパニーズ英語の確立を意味するだけかもしれません。 もちろんそれはそれで進歩なのですが。 副島さん(続英文法の謎、ちくま新書)とか一部の知識人とい われる人も、 ともかく文法的に正しくない英語(I am a juice.とか)を直す ことを第一に考え、発音に関しては 基本的に大人になればもう直すことができず、 thのときに舌を歯に挟んでいることを見せるとかや 聞き取れなくてもなるべく似た音を出す努力をする、 という風に、もともと無理だとあきらめていると思います。 僕自身も Uda さんの本を読むまでは、ほぼそんなことを考え ていました。 ただし、世の中の大勢はあきらかに「発音は大人になれば 直らない」という考えなので、20年もすれば子音が弱く、母 音と同時に発音されるのが特徴のジャパニーズ英語が世界 的にも認知され、日本の英語教育がまたそれで固定化してし まう可能性は非常に高いと思います。 そうならないようにUdaさんに頑張ってほしいと思います。 法政大学 宮崎憲治 追伸1: 自分のホームページ http://prof.mt.tama.hosei.ac.jp/~miya_ken に英語のリンク集をつくり、Udaさんのページを加えま した。 追伸2: 今後おとずれる人のために、平日の10:13に到着する 特急と 15:27に出発する特急はないことに、気を付け て下さい。 |
まずはシャドーイングの悪い面の影響が強く、「イントネーション を無視して、とにかく言いたことを言う」、という悪癖に手こずりま した。 紆余曲折はありましたが、後は自宅でトレーニングを仕上げれ ばOK、というところまでこぎつけ、ほっとしました。 ※行きも帰りも休日運転の電車を指定して、申し訳ありません でした。 |
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