HAMAGIRIさんの体験レポート |
英語を教えているHAMAGURI さんは発音の矯正に熱心で、 LとRへの執着も人一倍です。 「r の音の変化が聞き取れません。 r の前半から後半まで同じ音に聞こえます。 ビデオの「L と R を区別する」では、Lはアタック音が強く、Rは音が丸い 感じぐらいで、「変化する音」ということでは、区別できません。」 ”Lはアタック音が強く、Rは音が丸い”としっかり区別しているのに 「区別できない」というところが???です。 |
今年の夏ぐらいまで都内の発音教室に1年通っていましたが、 一向に成果が上がらず悩んでいたところ、偶然、「30音トレ− ニング」のHPに出会いました。早速、テ−プ診断をお願いした ところ、非常に親切に指導してもらいました。 その後、本やビデオを利用し、さらにはメ−ルでも指導して頂い ていたのですが、LとRがどうしても聞き分けられず、直接トレ− ニングをお願いすることになりました。 トレ−ニング開始と同時に、LとかRとか個別の発音以前の問題
として、イントネ−ションの問題を厳しく指摘されました。正直、か なりのショックを受けました。。 なにしろ、自分の中では、イントネ−ションよりも個別の発音が 優先だと考えていたのですから。今日までずっと、 1.文中の単語が個別に正しく発音できる。 2.文全体のイントネ−ションを正しく真似る。 という順序で練習していましたので、大きく意識転換を迫られる ことになりました。 さて、それからイントネ−ションの練習が始まったのですが、いか
に今まで、できていなかったのか思い知らされました。 「本当に練習したの。」と言われるほどでした。 しかしそのときは生意気にも、「割合すぐできる」と思っていました。 ところが、なかなかできない。いや、自分はできたと思っているが、 Uda さんにダメを出される。 これは、今まで聞いていたようで、実はほとんど聞いていなかった, ということです。時間ばかり経って、焦る一方です。2〜3時間ぐら い経ったでしょうか、1フレ−ズずつ指摘して頂いて、やっと何とか 近づくことができてきました。 今まで聞いていたようで、実はほとんど聞いていなかった。
これは、実際に聞こえている音とは違う音にわざわざ置き換えて 発音する、または、よく聞けば聞こえている音を勝手に省略する、 という問題を起こすことにもなっていました。 私の場合は、、前者が to や for などの前置詞、後者が mやl が 特にそうでした。実際は、t や fr と発音しているのに、to や for と 発音していたのでは、リズムが合うわけがありませんし、home の m などは発音したつもりになっているだけでした。 自分が知っている音に置き換えずに純粋にその音を聞き取ること とはどういうことなのか、改めて認識することができました。 以上のトレ−ニングが1段落してから、2人のネイティブのテ−プを
聞かせてもらいました。これによって初めて鼻音の特徴がわかった 気がします。一人が標準的な鼻音、もう一人が強めの鼻音、という ものでした。あれが鼻音だったのですね。(これを読んでる方には 伝わらず、すいません。) 最後にビデオを見ましたが、これも自分一人で見たときはわからな かった顎の動きが、一通りのトレ−ニングのあと見ると、よくわかり ました。唇をあまり下げずに、顎だけは下げている、というのもよく わかりました。 正確に聞き取り、正確に真似る。
このことは、他の方も指摘されてましたが、自分のやり方は本当に 甘いものでした。今までの方法を改善して、また練習に励みます。 変化がありましたら、また報告いたします。 今後ともご指導お願い致します。
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個々の音はほとんどOKなので、リスニングに力を入れていいようです。 LとRよりも、妙な文の区切り方やイントネーションが治ればとても上達 されるでしょう。 |
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