30音トレーニング
英語狂Mさんの体験レポート
英語狂を自認するMさんは将棋4段のツワモノ。 これまでテープ診断をくり返すと、皆さんそれなりに進歩 するのですが、Mさんは停滞したまま。そこで陸奥(みち のく)より遠路はるばるトレーニング、となりました。 |
1. 直接トレーニング以前 30音でトレーニングをする前に初めてテープ診断を受けるが、 結果は、予想通り「カタカナ発音」。 1週間後、30音でレーニングを行ってから2度目の診断。 総評として「個々の音へ気使いが伝わっており、だいぶ英語 の音になってきた」とのこと。一歩前進。 しかし、コメントは 「ノドがしまっているので聞いていてしんどいナー」。 約1ヶ月後、ノドを開く感覚がよく分からないまま、課題文2,3 も吹き込み3度目の挑戦。 総評は「停滞している。ローマ字発音も随所に出ているし、 ノドがしまっている。一番の問題はノド」とのこと。 一歩進んで二歩下がってしまった感じ。理由は不明。 そして、だから、念願の直接トレーニングへ突入。 2.直接トレーニング レッスン前に課題文の音読の後、いきなり指摘の山。 ・イントネーションとかがでたらめ(英語の音痴らしい)。 ・切ってはいけないところで文を勝手に切って読んでいる。 ・個々の音の指摘(細かい所を上げたらきりがない)。 録音した自分の発音を聞くと、確かにUdaさんの言う通りだ が、言われないと分からない。 レッスンは続くが、同じことを何度も注意される。 今後は 「同じことを2度注意されると罰金にしようかな」とのこと。 3歩も歩かないのに、すぐ忘れる。 鶏以下かもしれないと思いつつ、ひたすら励む。 が、「通常よりも1時間程トレーニングの進みが遅い」と 言われる始末。やはり鶏以下? トイレの中でも口ずさんでがんばったのに。 ■ 課題のノドについては、 日本語で普通に話すと「ノドは十分に開いている」とのこと。 恵まれたことに、ノドは最初から開いていたらしい。 但し、英語をしゃべる段階でノドが閉まっていたのである。 どこかに余分な力が入っている。 「下あごの前の方が開き過ぎ」。 それで原因が分かった。 Udaさん曰く、「今までこんな人はいなかった」。 とても珍しいらしいらしい(天然記念物?)。 しかし、相変わらずノドを開いて英語をうまくしゃべれない。 すぐ、浪花節のようになってしまう。 こぶしを利かせるのは昔から得意だったが、これが英語の 発音に悪影響を与えていたとは。 それから、母音が強い。 これだけ言うと典型的なジャパニーズイングリッシュだが、 子音も十分に強いとのこと。 何度も言われてしまったのは 「母音をもっと弱く発音するように」 やはり天然記念物か? ■ 最終的には R や、単語の最後の音が弱すぎるクセは直らないまま。 しかし、時間がなく、お情け卒業ということで、しばらく保護 観察下に置かれることになってしまった。 でも、これは非常にありがたいことで、喜んで保護観察下 に置かれることにしました。 ■ 今回のトレーニングで原因が判明。トレーニングの効果も 評判通り、を確認。遅いなりにも、最後の録音では明らか にトレーニング前よりも進歩していることが分かりました。 自分一人で「30音」の本をやっていた時は、 「個々の発音だけが重要」という錯覚に陥っており、イント ネーションが英語らしさを出すことや、文意を取る上で非 常に重要だということが全然分かりませんでした。 それが分かったことも大きな収穫でした。 今後は1日でも長く、保護観察下に置かれ続けるようにが んばります。精進して、またお伺いさせて頂ければと思い ます。 その時は、コーヒーブレイクに、一局お手合わせも如何で しょうか? 英語狂 M PS: Udaさんの中、高校生の生徒さんの発音はとても素晴らし く、ネイティブかと思ってしまいました。インチキうたい文句 が多い中、30音の「1日10分の練習でネイティブ英語に!!」 は本物です。 声の出るホームページにして半信半疑の人に聞かせたら どうでしょうか?30音の本がベストセラーに、も夢ではない と思います。 |
仕上がりはやや不十分でしたが、力を抜き 「ムダな動き」をしなければいいのですから、コツをつかめば 相当な進歩が期待できます。 されど当面は保護観察下ですから、週1程度の連絡は約束 通りにお願いします。 |
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