Aoki さんのUda邱訪問記 Aoki さんは体験レポートの他に、訪問記まで書いてくれました。 ただし、我が家は「邸」というほどのものではありません。 |
Uda邱訪問記 不安だった早起きはなんとかできたものの、途中でバスの時間 が違ったりしてうみほたるに寄りそこねた。せっかく初めてアクア ラインを通ったのに。うみほたるから先はトンネルじゃないのね。 木更津側では海の中を人が歩いている。 岩井の駅に着く。Executive の写真で見ていたし、改札も小さい のでUdaさんはすぐわかった。Uda邱は昔から住んでそうな感じ の広いおうち。 噂の「美人の奥さん」、本当に美人。しかもものすごく感じがいい。 Udaさんの趣味部屋(仕事部屋? 道楽部屋??)。へー。 Udaさんてこういう人なんだ。 --- 初対面の緊張も解けぬうちに課題文録音。 聞きたくないねえ。 お手本と比べてあーだこーだ言ってもらう。 このときまず言われたのがイントネーション。 じゃぁちょっと練習してて、イントネーションを完璧に真似してね、 とお手本のテープを渡されて練習。 さっき聞いた自分の声のテープが耳に残ってしまっていて、 それを消すのに苦労する。 お手本を何度も聞いて、鼻歌状態から始めて、 同じイントネーションとスピードで回らない舌を回して、 やっと最初の文が言えるようになったと思ったところでタイムアップ。 「このペースじゃ終わんないよ」と言われてしくしくする。 まあ時間をかけただけあって、このときのイントネーションはすぐOK をもらった。 でも今度は個々の音についてチェックが入る。 個々の音を気にすると、また崩れる。 しかも音の方は気にしただけでは言えない。 のどと鼻の共鳴音についても同じ。特にのどはてこずった。 深呼吸してから勢いよく「あー」と言うのではできたけど、 普通の発声では何度も言ってみて「それは出てる」「だめ」と言われ ても、どう違うのやら?状態がかなりあとまで続いた。 途中一度「のどの奥から発声すればいいのかな?」 と思ったけどそれでは安定しなくて、 何度かロングトーンで試したりした結果、 初日の深夜くらいになってやっと開く場所がわかったような気がして、 「Hi」だけなら安定して喉の共鳴音にOKをもらえるようになった。 でも気を抜くと出ないし、ほかの母音で出るかどうかはあやしいけど。 翌日は「Hi」なら腹式呼吸でなくてもOKをもらえたので、 たぶんわかったんじゃないかなー (と思いたい) --- r の音も「??」なので、「じゃあビデオを使いましょう」と、編集前の 「発音がたちまち上達するビデオ」を見る。 おぉ緊張した阿知和さんが映っている。 ネイティブのお姉さんは放送メディアに頻繁に出演している人らしい。 名前は知らなかったが、言われてみるとどこかで見たような気がす る。 このビデオがNGも含めた「メイキングオブ」状態で、なかなかおもしろ い。逆に説明のテロップやナレーションなどは入っていないので それはUdaさんが解説してくれた。 ----- 半分トレーニング、半分ビデオ鑑賞会という感じでビデオを見ながら、 いくつか練習をする。 R は 「後半上唇をめくり上げることと、同じく後半、音をしっかり強くすること。 舌は下につけたままにしておくこと」というのだが、 どうもうまくいかない。 単独でもうまくいかないし、文の中では、気がつくと R を読み飛ばし ているのでなおさら厄介。 これはこの後、何度も注意されつづけることになる。 一つ目からウロコだったのは、"car" のように開いた状態から R に行 くとき、口を開いたままで唇をめくれさせて R に行けるということ。 へぇそういうものかあ。 R がどんな音か全然わかっていないのでこんなこともわからない。 途中、今年初めての桃をいただいたり、特別な麦茶をいただいたりした。 宿で夕食をいただいてから戻り、また課題文とビデオですごす。 一度できても二度目はできないわ、 こっちに気を使うとあっちができないわとなかなか進まず、 途中からほとんどは「帰ってからの宿題」送りになる。 課題文のコピーは、つい課題文と同じ音程で言おうとして余計な苦労 をしてたけど途中で気づいて自分の声域に移調したら少し楽になった。 よくお手本が男性の声のときにも同じ音程で言おうとして苦しい思いを してしまうんだな。 それはさておき本当になおしたいところはなかなかなおらない。 あれもこれもでちょっと混乱状態。 時間も遅くなったのでこの日のトレーニングは終わりにして、 ビールとおしんこで飲んだくれモードへ。 ...のはずだったが、話の途中でまたトレーニングに戻ってしまった。 たしか昼には「トレーニング中は飲まない」と言っていたのに、 「飲み中にトレーニング」はOKらしい。 しかもUdaさんて飲むとキャラが変わるんだなあ。 ( と思ったけど、後にトリガはお酒ではないことが判明 ) 途中、「生徒としての態度がなってない」旨おしかりを受ける。 いや、私があれこれいうのは、それだけ先生に期待しているからで すってば( と、この点についてはまったく反省していない) ----- 岩井の民宿はよかった。 部屋もきれいだし、夕食は豪華だったし (ちょっと私には多すぎたけど)、 宿のおねえさんも人当たりがいい。 しかし翌朝起きてみると頭痛がしておみそ汁が飲みたい。 どうやら二日酔い。 頭痛はすぐに治ったので、やたら喉が渇くだけで済んだ。 でもただでさえ声を出して喉が渇くので、ちょっとつらかった。 トレーニング中の飲みすぎには注意しましょう。 朝食後ちょっと散歩に出る。 岩井の町はUdaさんがいうほど田舎ではない。 しかし朝早すぎてスーパーがまだ開いておらず、スーパーマーケットホッ パーとしてはとても残念。 しかたなく本屋に入ると、品揃えや陳列がユニークだった。 本屋なんて大阪だろうが小樽だろうがどこでも似たような感じになってる 印象があったけど、そうでもないんだなあ。(でも30音はなかった。) 併設の100円ショップは東京と変わらない。 ----- 二日目はまたビデオを見ながら練習。 昨日の分は普通は2,3時間だよと言われる。すみませんねえ。 このときはあいまい母音の発音などなど。 昼食をごちそうしていただいて、ひと息ついたところで課題文をもう 一度録音。ともかくトロかったので、子音編の課題文しかできなかった。 昨日との違いは明らかだけど、うーん、まだ英語(というか言葉)には遠 い。 ここでちょっと課題文から離れて、映画のビデオ登場。 「これ真似して」とイントネーション中心に練習。 あるせりふを早口で言ってみる練習もする。むずかしー。 でもそれをやったあと元のセリフを聞くと、おぉ、確かにゆっくりはっきり 聞こえる。 最初に聞いたときは「もごもごもごっ」だったのに、 今度は特徴までちゃんと聞こえる。 おもしろい。 そんな感じでトレーニング終了。 特急の時間までその他の話をしながら過ごし、駅まで送ってもらう。 睡眠不足に加えて、久々に頭をたくさんつかったのでくたくた。 遠回りだけどゆっくり眠れる経路でぐーすか眠りながら帰宅した。 うん、楽しかった。 |
Aoki さんは英語の研究発表を聞きに行く、というので発音よりも リスニングに重点を置いたトレーニングをしました。 成果があることを期待!! |
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