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       My 英語上達法 (4)   


         ショックをバネに英語上達!!
     

     

         不合格の連続、TOEICの後退で「ショックで落ち込み、めげた」と言い
         ながら立ち直ったえみ子さんに、その間の様子を聞いてみました。
                           


      <えみ子さんの”落ち込みから立ち直り”までの経過>


     昨年 5月 TOEIC 685点

     今年 5月 TOEIC 885点(1年で200点アップ)
         6月 英検1級 不合格
         7月 通訳ガイド試験 不合格
         9月 通訳学校の進級に不合格

         そして、900突破を期していた9月のTOEICは865点に後退。
         「これはショックでした。」

        11月 英検1級一次 合格!


                            * * *

      10月の英検の当日、試験は会場に行く前から始まっていると、ふと
      思ったことをよく覚えています。

      試験の集合時間は前回も今回も1時でした。

      前回は会場に着いたのが1時5分。
      「どうせ落ちるだろう」とあきらめの気持ちがそのまま行動に現れて、
      遅刻したのです。今回は一時間前の12時には会場に着いていまし
      た。

      前回は試験当日に寝坊し、あわてて支度をしたので、いっさい勉強し
      ませんでした。今回はいつもどおりに起床し、家でテキスト付属のCD
      を聞き、試験会場に着いてからは1時間ちかく参考書を見直しました。
      運良く、直前に見直した熟語の中から2問が試験に出ました。

      集中するのは試験中だけですが、それまでに勉強した成果が出るの
      は直前まで粘る気持ち次第かな、と思いました。

                           * * *

      11月に返却されたTOEICが865点に後退したときは、今までで(6月
      のエイケン、7月のガイド試験不合格)一番ショックでした。でも、試験
      に落ち続けたときの気持をそのまま引きずったので、全力投球してい
      なかったことは自分でも分かっていました。私は試験を受ける前から
      悪い結果ばかりを考えたり、事が思うように運ばないと、すぐにメゲる
      甘ったれでした。

      でも、この後退があったおかげで、
      「落ちたらどうしよう」から「試験は自分がやった結果が出るだけ。
      それ以下でも、それ以上でもない。
      落ちたら落ちたでそれまで。やれるだけやるのみだ。」
      と開き直り、気が楽になりました。

      もう一つ大きく変化したのは、今回のエイケンでは「合格したい」気持
      ちはもちろんありましたが、
      「1点でも多く取りたい」
      という気持ちが頂点に達したことです。
      それが自分としては最高の集中力が発揮できた理由だと思います。

      焦りも1つのきっかけになったようです。
      どこかで「私の最終目標はエイケンなんかじゃない。資格を取ったら
      自立し、その後に真の英語力を身につけたい。だから、ここでノロノ
      ロしている暇はない」といつも焦っていて、それが良い方向に働いた
      とも思います。

      前回は「エイケンに受からなくても、TOEICで良い点がとれればいい」
      とどこかで不合格の言い訳をしていました。
      でも、今回「資格はたかが資格。それを一つずつクリアすることが次
      のステップへのエネルギーになる」ということを実感しています。

                           * * *

      勉強が嫌になったとき、私はよく
      「エイケンに受かって何の意味があるのか」と考えました。
      でも、そう思いながら勉強したら落ちたも同然です。
      ひとつでも多くのことを吸収しようと、没頭する意欲がないからです。

      そのような疑問や理屈は、資格をとり、世間で英語の力を認めてもらえ
      るまではしないほうが得であると、私は痛感しました。

      「エイケンの語彙は知らなくても英会話には差し障りない、だから勉強
      しなくてもいいようなものだ」、などとどんなにケチをつけても、実際に
      落ちたらがっかりするし、合格したら嬉しいに決まっているからです。

      そして当然のことながら、ゴールに着くまでは調子のよいとき、悪いと
      きがあり、悪いときに努力するのをやめないこと、(私の場合、すねて
      ヘリクツをこねました)あきらめないことが成功する要素だと強く感じ
      ています。





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