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    イントネーションでリスニング!!  
         「TOEICListening が解きやすくなった」



   「全部を聞き取ろうとして、知らない単語がでてくると立ち往生。
   考えているうちに次の問題に進んでいた、ということがよくあり
   ました」という えみこさんからのメッセージです


     




    強い単語がカギだった 


    先日 TOEICを受けてきました。

    Listening Sectionではイントネーションを聞くようにしたら
    ずいぶん答えやすくなったので、その様子を簡単にお伝えし
    ます。

    これまで、リスニング問題は
    「聞き取れる情報が多ければ多いほど正解を出せる」、と考
    えていました。すると単語だけ聞こえて、意味がとれない状
    態になってしまうのです。

    そこで今回は、ちょっと方針転換。
    知らない単語があっても、次のことに徹してみました。


   1.イントネーションの流れを聞く。
 
   2.文全体を覚えようとせずに、強く発音されている
     単語を聞き取る。



    「リスニング攻略」などの本には、各例題ごとに

    「驚きを含んだ疑問文」
    「How aboutで始まる勧誘の質問」

    などの解説があります。それらは必要な知識でしょうが、
    解決策ではありませんでした。
    私は How aboutWhy don't you などを聞き取ることに
    集中し、そのあとを聞き逃す、ということがよくありました。

    たとえば Part Uでは、問題文の意味が分からないと
    愚かにも、同じ単語がある対応文を選んでいました。


   Q. How can you expect me to finish this in
     only one week?


     (A) I think you'll find it's not that difficult.
     (B) I'm sure we can do it in one week for you.
     (C) I've been expecting to hear from you for a week.   



      この場合、one week がキーワードだ!と勝手に想像し、
      (B)を選び、もちろん失敗。数字にまどわされるクセがあり
      ます。

      ところが


   イントネーションに注意を向けていると、これまでとは
   まったく違って聞こえてきました。

   How , only one week の英語特有の波、文末で強く言
   い切っている雰囲気などが感じられたのです。

    

    もちろん単語は聞き取れないとだめですが、それだけに集中
    すると意味が分からなくなるので、イントネーションの流れに
    のって聞くこと
が不可欠と分かりました。

    また、TOEICや英検に限らず リスニングとなると、文法問題
    を解くかのように、自分の知識を活用して答えようとしてまし
    た。そして、単語ごとに情報を頭に入れようとしては、疲れ
    果て、力つきていました。

    それが、
    イントネーションを聞き取るようにすると、
    流れにのって自然に聞き取れる感じがするのです。

    もちろん30音トレーニングにより「文字の音」を覚えたこと
    がリスニング前進の大前提となっています。

    How can you expect me to finish this in only one week?

    の中で、以前は me が聞き取れなかったのです。
    よく知っている単語なのに。それが、30音トレーニング後、
    m の正しい音を知って、なんとか聞えるようになりました。

    (私の場合 L M N 、W、R がほとんど聞えていなかった)



                       



    TOEIC Part Uについて


    イントネーションをよく聞くと、質問の雰囲気が伝わってきて、
    解答もそれに対応するものを選べるようになりました。

    質問の内容も
    「事務的、勧誘を含む、驚きを含む、非難を含む」など、
    自分なりに分類できたようです。

    きっと、
    強く発音される単語
    イントネーションを変化させる単語

    
などが聞こえれば、質問の意図がわかるからでしょう。


    一例です。
    How about leaving for the party now?

    How about はたいてい聞き取れます。
    そして、仮に leaving, for the party,が知らない単語だとして
    も now強く、調子が変わることを聞き取れば、

    「今、〜はどうですか
    という質問だと分かり、時間・タイミングに関する解答を予測
    できる -- と、まあ、そんな感じです。

                       

    試験に限らず、
    イントネーションを聞き取っていると、いつしか私の英語が単
    なる知識でなく、「使える言葉になってきた」、と感じている
    今日この頃です。


                       


  えみこさんが昨年5月に受けたTOEIC685(L350, R 335)。
  今年2月の結果は140点アップし、825(L450,R375)。Lだけ
  で100アップ!
  「次は900を目指す」そうです。

 


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