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         え が お の 効 果!!      
                            < TV番組「笑いが命を救う」より> 

     



    

     アマラとカマラ

     インド奥地で1920年で発見された2人の少女。2才のアマラと8才の
     カマラ。笑いを知らず、アマラは翌年3才で死亡。カマラは片言は話す
     ようにはなったが、ついに笑う事無く16才で死亡。


    社会的微笑

    妊娠8カ月、胎児は自発的微笑をする。9カ月、微笑みは何故か一旦消
    える。
    生まれると、自分をのぞき込む母親の表情を見て、笑うが、この微笑みは
    生後36時間ほどで消える。再び笑いを取り戻すのは生後3カ月頃から。
    周囲の人の顔や声に反応し、起きている間も笑うようになる。これは社会
    的微笑と呼ばれる。

    社会的微笑には、「あなたに会えて嬉しい」、と言う赤ちゃんのメッセージ
    が込められている。この微笑みに親や周囲の人が笑い返してあげないと、
    親とのコミュニケーションが取れなくなり、赤ちゃんは情緒障害を起こす可
    能性が高くなる。

     → 人は、母の体内にいるときの自発的微笑みと、
       生まれてから色々と人とコミュニケーションを取りながら
       学んでいく社会的微笑の2つがある。


     「天使の顔」と「悪魔の顔」

     大人の笑顔は歪んでいる。左右非対象。
     右効きの人の顔の右半分は「天使の顔」、左半分は「悪魔の顔」と
     言われている。右の方が自由に動かせるので顔がしまっている。


      笑顔と血行

     表情と血液の流れには大きな関連がある。
     笑うと血行は良くなる。嫌な顔をすると血行はとたんに悪くなる。
     血行が悪くなると色々な身体的障害が起こり始める。

     ◇ 実験:手にいきなりカメムシを乗せられたとたんに、血行は乱れ
           悪くなる。大きなストレスを受けたからである。
           ここで、無理矢理笑顔を作る。

           → 弱くなった血行がすぐに快復。正常に戻り始める。

           つまり、気持ちは動転していても、笑っていれば血流は
           良くなる。血流がよくなると生理的なものが落ち着くので
           ストレス解消となる!

           → ニガ笑いでも、作り笑いでも何でもいいから笑うこと。


     笑顔に関することば

     幸せは微笑み。嬉しいときには笑いあり。
     笑いが嬉しさの表現。嬉しくなりたければ、幸せになりたければ笑うこと。

     窮地に立ったら、虚勢でもいいから、馬鹿笑いでもいいから笑う。
     するとパニックから平常心を取り戻せる。

     笑い → 余裕 → 平常心 → コントロール → パワー。

     心が泣いていても、顔が笑うだけで状態は良くなる。
     笑顔が出発点となる。


     病気も笑いで治る!

     紀元2世紀にギリシアのガレヌス曰く、「陰気な人に病気が多い。」

     名ジャーナリストで、「No more 広島」の著者ノーマン・カズンズ氏の場合。
     49才の時に難病、硬直性脊椎炎にかかり、体の自由が効かなくなる。
     医者の薬にはアレルギーをおこし、手がつけられなくなる。

     「どの患者も自分の中に自分自身の医者がいる。
      病気の治療とは、各人の中にいる医者を首尾良く働かせる事が出来れ
      ばめでたし、めでたしなんです。」

     とのシュバイッツアー博士の言葉を思い出し、自分の中の医者を働かせ
     るために、毎日コメディ映画や、漫画を見て、とにかく笑うという、奇妙な
     治療を始める。

     笑い始めて8日目に硬直していた親指が動き始める。続いて体中に活力
     が戻ってきた。笑い始めて6カ月、治る確率500分の1という難病を克服。
     完治する。テニスまで出来るようになる。

     やがて、この笑いによる治療法を全米に広める。

                         * * *

     日本の松永きみ子さん、癌にかかり、死を決意するが(発病当時39才)、
     ユーモア治療で快復。ひたすら笑い、人を笑わせ、笑わせる努力をする。

     笑いはインターフェロン(癌に対して有効な物質)などの、病気に対する
     免疫力の機能を活性化させる。エイズウィルスに対する免疫力、OKT4
     の分泌量は笑いの後に増加することは”実証済み”だそうである。

     笑い → 体の中の医者が働き始める!


     ◇ 昔の人は知っていた。

     病は気から。
     笑いは百薬の長。
     笑う角には福来る。

     ◇ 人と人との係わりで笑顔が絆を創る。

     スポーツ選手が勝利を得た瞬間の笑顔を見ている観衆は、笑顔に溢れ
     ている。人の微笑みを見て、人は微笑みを知り、微笑む事により絆を創
     って行く。
     心を開き、微笑み合う事。

     ◇ アメリカの母親が、子どもにまず教える事の筆頭は、
      「笑顔でこたえる事」だそうだ。それがコミュニケーションでの最も大事
      なことだから。

     ◇ 寝られない時に楽しかった事だけを考えていると眠れるが、嫌な事を
       考えているとどんどん落ち込む。

            寝る前に笑うと決める。
                  違いが創れる。
                  明るさが違いを呼ぶ。





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