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   いけしたさんのアンケート                     Questionnaire Survey 
         

                          

       「英語」関するアンケート

           

          現在、
          Calfornia State University, Fullerton 校の大学院で英語教授法
          (TESOL- Teaching English to Speakers of Other Language)を
          専攻中のいけしたさんが渡米直後に実施した
          「英語に関するアンケート」とその結果を教えてくれました。
            


        現在、最後の Essay で日本の英語教育について書いてい
          るのですが、約100人に次のようなアンケート取りました。

 


    Q1.仕事、生活に英語が必要ですか?   はい いいえ

    Q2.英語に自身がありますか?       はい いいえ

    2で「いいえ」の方に
    Q3.英語が話せるようになりたいですか? はい いいえ

    3で「はい」の方に(任意)
    Q4.どの程度の英語が話せるようになりたいですか?

      (回答例:海外旅行が楽しめる程度、
            日常会話ができる程度、
            ネイティブ並の英語など)



 
■ 回答の結果
.....      はい(人) いいえ(人)
Q1   41 27.3   109 72.7
Q2   21 14   129 86
Q3   107 71.3    40 26.6


■ 年齢、男女別の内訳
      年齢 男性(人) 女性(人)
20-29   39 26   27  18
30-39   24 16   20  13.3
40-49   23 15.3     17 11.3


■ Q4.の内訳
         人
日常会話程度    51 
ネイティブレベル     9 
映画を字幕なしで見たい     1
ビジネス英語     3




         いけしたさんのコメント

         まず意外だったのが、英語を必要としている人の数が
        予想以上に高かったことで、約30%もいました。

         協力してくれた1人が通訳などの人材派遣会社に勤め
        ているものがいたこともあり、それで若干人数が少し増
        えていることもあると思いますが、仕事や日常での英語
        の要求される度合いが高まっていることは確かでしょう。

         しかし、
        一番驚くべきなのは英語を学習したいと思っている
        人が70%以上もいたのです。

         30%は何らかの形で必要なわけですから、この人た
        ちが習得をしたいということは想像に難くありませんが、
        残りの40%の人々は日常、英語を必要としないにも関
        わらず、英語の習得を希望しているのです。

                         *
 
         はっきり言って、
        これほどまで英語に執着をしているのは、ちょっと異常
        な気がしますが、それもこれも中・高の英語教育に起因
        するものでは、ないでしょうか。


         「どの程度の英語が話せるようになりたいですか」

           という質問でも、日常会話、海外旅行が楽しめる程度
           というものがほとんど。

           つまり彼らが望むことは、
          中・高の英語教育がしっかりしていれば、十分達成可
          能なことだからです。

           また達成して、ある程度の自信があれば、これほど
          までに英語に執着することもなくなると思います。その
          ためにはやはり初期段階での音声教育が必要だとい
          うことを再認識させられる結果になりました。

           また英語教師自身の改革も必要ですね。
          ちなみに、英語に自信があると答えた方は、当然1割
          もありません。


        ■ 小学生と新中学1年生に「英語を話したい?」と聞くと、
        ほぼ全員が「話したい」と答えます。「読めればいい、書
        ければいい、点が取れればいい」という人はほとんどいま
        せん。

        ともかく、
        言葉を習って話せない・聞けないではさみしいですね。
        中学〜高校初級程度の英語は「聞けて・話せて」が当然
        だろうと思います。





      ■ “楽して英語を学ぶ”を掲げる いけしたさんのホームページ
                     ↓
            ENGLISH REVOLUTION 英語進化論





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